21時間前

琉球が平良彰吾の移籍期間延長を発表「今後も力が必要だと判断」八村世代の元U17日本代表PG

琉球に期限付き移籍で加入している平良彰吾[写真]=B.LEAGUE
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 11月12日、B1西地区の琉球ゴールデンキングスは、B3横浜エクセレンスから期限付き移籍で加入している平良彰吾の移籍期間を、今シーズン終了後の2025年6月30日まで延長することを発表した。

 千葉県出身で現在27歳の平良は、170センチ72キロのポイントガード。市立船橋高校時代に八村塁(NBAロサンゼルス・レイカーズ)、牧隼利大阪エヴェッサ)らとともに世代別日本代表に選ばれた実績を持つ。

 今シーズンは横浜EXの一員として開幕を迎えていたが、琉球の伊藤達哉が全治2~3カ月の右ヒジ内側側副靱帯損傷で負傷離脱したことを受け、10月15日付で琉球へ期限付き移籍した。

 琉球移籍後はB1リーグ戦9試合に途中出場し、1試合平均9分11秒のプレータイムで2.3得点0.4リバウンド0.8アシストの成績。当初は11月13日まで約1カ月と移籍期間が公表されていたものの、今シーズン終了まで琉球の選手としてプレーすることが決まった。

 今回の発表に際して琉球は、移籍期間の延長を受け入れた横浜EXへ感謝を示しつつ、「平良選手は1カ月という短い期間の中で、キングスのバスケットボールを理解し、そしてチームに必要なエナジーを与え続けてくれました。平良選手のひたむきなプレーと真摯な姿勢がチームにポジティブな影響を与え、現在の成績を残すことができています。バイウィーク明けにはさらに多くの試合が控え、どれも重要な試合が続くことから、今後も平良選手の力が必要だと判断し、横浜EXへ移籍期間の延長を申し入れ、受諾いただきました」と経緯を説明した。

 平良は所属元クラブの横浜EXを通じて、「この度は期限付き移籍の延長に伴い、引き続き琉球ゴールデンキングスの方でプレーすることになりました。この選択に対して背中を押してもらえたエクセレンスのチームメイト、スタッフ、全てのチーム関係者に対して本当に感謝しています。違うチームにいてもエクセレンスと一緒に自分も闘っていくので引き続きよろしくお願いします」とコメント。所属元クラブの横浜EXも平良の挑戦を後押しするエールを送った。

 琉球は現在10勝3敗で、島根スサノオマジックに次ぐ西地区2位。12日の佐賀バルーナーズ戦をもって、約2週間のバイウィークに突入し、11月30日からリーグ戦の千葉ジェッツ2連戦、東アジアスーパーリーグの釜山KCCイージス戦、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ2連戦に臨む。

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