2025.05.15

越谷が安齋竜三HCと司令塔・松山駿との契約継続 …来季のB1最終年に向け土台を固める

越谷と契約継続の安齋竜三HC(左)と松山駿(右)[写真]=B.LEAGUE
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 5月15日、B1東地区所属の越谷アルファーズは安齋竜三ヘッドコーチと松山駿との2025-26シーズン契約が合意に至ったことを発表した。

 福井県出身で現在28歳の松山は、175センチ73キロのポイントガード。北陸高校、富山大学を経て、2018-19シーズンに富山グラウジーズの特別指定選手としてBリーグデビュー。その後当時B2だったファイティングイーグルス名古屋への移籍を経て、2021-22シーズンに越谷に加入した。

 越谷で4年目となった今シーズンは、出場した49試合中43試合に先発出場。約24分のプレータイムで9.6得点1.9リバウンド3.0アシストを記録している。12月11日の千葉ジェッツ戦では「出場時間」「得点」「フィールドゴール成功数」「3ポイント成功数」「スティール」の5項目でB1でのキャリアハイを一気に更新。その後3月30日のレバンガ北海道戦でさらにキャリアハイ記録を伸ばす26得点をあげるなど、越谷をけん引した。

 現在44歳の安齋HCは現役時代は大倉三幸、大塚商会、埼玉ブロンコス、リンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)でプレー。2013-14シーズンに栃木で指導者のキャリアを始め、2021-22シーズンに指揮官として宇都宮をBリーグ優勝に導いた。翌シーズンに越谷のアドバイザーを務め、2023-24シーズンにHC就任。越谷をB1昇格へと押し上げた。

 なお越谷は、2026-27シーズンから始まるB.LEAGUE PREMIERではライセンス審査基準を満たしていないことから2部に当たるB.LEAGUE ONEへの所属が決まっている。

 今回の発表に際し、それぞれ以下のようにコメントしている。

「2025-26シーズンも越谷アルファーズの指揮を執らせていただくことになりました。2024-25シーズンは厳しいシーズンの中でも、どんどん大きくなっていくアルファメイトの皆さんの声援に本当に助けられたシーズンでした。アルファメイト、スポンサー、行政、地域の皆さんの期待に応えられるよう、真に戦う集団をつくり、B1ラストシーズンに挑んでいきたいと思います。新シーズンもよろしくお願いします」(安齋HC)

「2025-26シーズンも越谷アルファーズでプレーさせていただくことになりました。2024-25シーズンは個人的にもチーム的にも波があり、なかなか勝ち星を取ることができず苦しいシーズンとなってしまいました。新シーズンはCS出場できるように頑張っていきますので、応援よろしくお願い致します」(松山)

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