2025.05.14

B1越谷がLJ・ピークら4選手と契約満了…帰化選手のリチャードソンは移籍先が内定

インサイドで存在感を見せたLJ・ピーク(左)とカイル・リチャードソン(右)[写真]=B.LEAGUE
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 5月14日、B1東地区の越谷アルファーズは、カイル・リチャードソンLJ・ピークティム・ソアレス榎田拓真ら4選手との契約満了を発表した。リチャードソンは移籍先が決まっており、後日移籍先クラブから発表される。ピークとソアレスは5月31日まで、榎田は6月30日まで選手契約期間となり、3選手は5月14日付けで自由交渉選手リストに公示される。

 リチャードソンは34歳のベテランで、198センチ101キロのパワーフォワード兼センター。bjリーグ時代の青森ワッツでプロキャリアをスタート。現在の越谷である大塚商会アルファーズや岩手ビッグブルズなど、日本のバスケットボールクラブを数チーム渡り歩き、2023年に鹿児島レブナイズ在籍時に帰化選手となった。今シーズン1月に鹿児島から越谷に移籍し、B1リーグ戦では30試合出場。1試合平均10.8得点8.1リバウンドを記録しインサイドでインパクトを残した。

 ピークは現在29歳、196センチ97キロのスモールフォワード。米国の名門ジョージタウン大学出身で、日本では宇都宮ブレックス熊本ヴォルターズなどでもプレーした経歴がある。今シーズンはレギュラーシーズンの全60試合に出場し、チームハイの1試合平均14.5得点を挙げチームに貢献した。

 ソアレスは28歳で、211センチ107キロのセンター。トルコやイスラエルなどでもプレー経験があり、2023-24シーズンに名古屋ダイヤモンドドルフィンズに入団。そして今シーズン越谷に加入し、58試合に出場。1試合平均13.9得点6.2リバウンドを記録している。

 榎田は現在26歳、184センチ84キロのシューティングガードで、B3時代の長崎ヴェルカでキャリアをスタートさせ今シーズンから越谷に在籍した。今シーズンは45試合に出場し、1試合平均10分49秒のプレータイムで2,3得点をマークしている。

 4選手はそれぞれクラブ公式サイトを通して以下のようにコメントを発表している。

カイル・リチャードソン
「今シーズンもたくさんのご声援ありがとうございました。ハードなシーズンでしたが、B1参入1年目のアルファーズにとっては良い勉強になりました。私自身も、前所属していた時のように、アルファーズとの時間を楽しみました。私たちが一緒に成し遂げてきたすべてのことにを感謝を捧げます。いつまでも応援してくれてありがとう」

LJ・ピーク
「越谷の組織、そして素晴らしいファンの皆さんにありがとうと言いたいです。越谷で過ごした時間は、とてもポジティブな経験としてずっと覚えています。この2シーズン、本当にありがとうございました!」

ティム・ソアレス
「今シーズンアルファーズを支えてくれたすべての人々に感謝したいです。多くのことを学び、努力した1年でした。ホーム、アウェーのすべての試合に足を運んでくれたファンの皆さん、ありがとうございました。ファンの皆さんは、1年を通してとても大きな声で応援してくれました。越谷アルファーズでプレーできたことは素晴らしい経験でした!
ありがとうございました」

榎田拓真
「1シーズンという短い間でしたが、たくさんの声援ありがとうございました。アルファーズにとって、B1挑戦の初めてのシーズンに携わることができて非常に嬉しかったです。苦楽あったシーズンではありましたが、アルファメイトのみなさんの前でプレーできたこと、僕のキャリアの中の貴重な1シーズンとなりました。みなさんとまた、どこかでお会いすることができたら、成長した姿を見せられるよう僕も頑張っていきたいと思います。本当に1シーズンありがとうございました」

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