
2025.06.04
5月18日、アンダーアーマーのカリーブランド契約選手である富永啓生(インディアナ・マッドアンツ)が、都内の「livedoor URBAN SPORTS PARK」で高校生向けのシューティングクリニックを開催。参加者の中に、アメリカ留学を控える越圭司(琉球ゴールデンキングスU15出身)の姿もあった。
BリーグU15で世代屈指のプレーヤーだった越は、2009年5月6日生まれの16歳。今年8月からネブラスカ州にある「Concordia Lutheran Schools of Omaha」へ留学する。身長165センチと小柄だが、並外れた得点力を持つ有望株で、「日本代表の選手になるというのと、この身長でもNBA選手になれるというのを証明したいです。小さい選手に希望を与えられるような選手になるというのは常日頃思っています」と、大きな目標を持って海を渡る。
クリニック内の質問コーナーでは、「ボールの回転軸が傾き、シュートが曲がってしまう」悩みについて富永に相談。スナップと利き腕である右腕の角度について指摘されると、すぐさま修正を図り、富永からも「そうそう。まっすぐ打てれば精度も上がってくる。それを続けていけば」「でも自分が打ちづらいシュートを打つよりは、自分が打ちやすいフォームでやっていくことも大事かなと思う」と言葉をもらった。
イベント終了後、越は「新しい経験ができてとてもよかったです」と振り返り、アドバイスを受けたシュートについても「アメリカに行くまでに期間があるので、しっかり練習したいと思います」とコメント。「アメリカにいったら一本一本のシュートが大切になりますし、それが入るか入らないかでメンバーに選ばれるかどうかも決まってくると思うので。富永選手も言っていたように、“1本目のシュートの重み”を感じてやっていきたいです」と、意気込んだ。
この日、高校生たちの前に立った富永は、「その時にしか得られないものがある」と高校卒業後に渡米し、NCAAディビジョン1のネブラスカ大学でエースとして活躍した。若くして日本から海外挑戦する選手が増えてきている近年の傾向については、「今こうやって高校生や中学生でアメリカに行く人が増えていることはうれしいです。どんどん行く人が増えることによって、次の世代の選手も行きやすくなると思うので、そういう選手が増えてくればいいなと思います」と、本場を経験した次世代スターのさならる台頭を願った。
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