2025.05.19

セルティックスのジェイレン・ブラウン、左ヒザの半月板損傷を抱えていたことが判明

左ヒザのケガが判明したセルティックスのブラウン(右) [写真]= Getty Images
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 5月17日(現地時間16日、日付は以下同)、ボストン・セルティックスは「NBAプレーオフ2025」のカンファレンス準決勝第6戦でニューヨーク・ニックスに敗れ、今年のプレーオフから姿を消すこととなった。

 第4戦ではエースのジェイソン・テイタムが試合中にアキレス腱を断裂し戦線離脱していたセルティックスだが、ケガをしていたのはテイタムだけではなかった模様。現地メディア『ESPN』の報道によると、ジェイレン・ブラウンは左ヒザの半月板を部分的に損傷しており、痛みを抱えながらプレーオフを戦っていたという。

 ブラウンは今シーズン最後の試合となった17日の第6戦、31分間の出場で20得点6リバウンド6アシスト1スティール1ブロックをマーク。序盤からニックスに押されていた状況の中で気迫を見せたが、第3クォーターにファウルアウトしている。

 ブラウンは試合後の会見に出席し、悔しさを滲ませながらも前を向いて次のようにコメントした。

「ニックスに負けるというのは、死を意味するようなものだ。でも、僕はこれまでの人生で、死後の世界があるといつも教わってきた。だから、これから先どんなことが起ころうとも僕たちは準備を進めていくのみだよ」

 ブラウンは2016年のドラフト全体3位でセルティックスに入団。翌年に入団したテイタムとともにセルティックスの核となり、現在の強豪を作り上げた。昨シーズンにリーグ優勝を経験し、カンファレンス・ファイナルMVPとファイナルMVPの両方を受賞している。また、2023-24シーズン開幕前には当時のリーグ最高金額である5年総額約3億400万ドル(1ドル145円換算で約442億円)のスーパーマックス契約を交わしている。

 ブラウンのケガについて、全治までの期間を含めて詳細は明らかになっていない。満身創痍の状態でプレーオフを戦っていたことがわかったブラウンだが、まずは万全な状態への回復を祈るばかりである。

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