2025.05.19

サンダー、ナゲッツとの第7戦に大勝しシリーズ突破…9年ぶりのカンファレンス決勝へ

サンダーがナゲッツとのカンファレス準決勝第7戦に勝利 [写真] = Getty Images
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 5月19日(現地時間18日、日付は以下同)、「NBAプレーオフ2025」のウェスタン・カンファレンス準決勝第7戦が行われ、オクラホマシティ・サンダーデンバー・ナゲッツが対戦した。

 サンダーは、チェット・ホルムグレンジェイレン・ウィリアムズシェイ・ギルジャス・アレクサンダールーゲンツ・ドートアイザイア・ハーテンシュタインという盤石のスターターで臨んだ。ナゲッツの先発はニコラ・ヨキッチジャマール・マレーアーロン・ゴードンマイケル・ポーターJr.、クリスチャン・ブラウンの5名。左ハムストリングの肉離れにより試合開始6時間前には「数週間の治療期間を要する」とレポートされていたゴードンが、先発メンバーに名を連ねた。

 試合序盤、先に攻勢をしかけたのはナゲッツ。ブラウンとヨキッチの連続得点で最大11点差を奪うと、第1クォーターをナゲッツ5点リードの21-26で終えた。しかし、第2クォーター開始早々に反撃に出たサンダーが3分間で11-3のランで逆転すると、前半終了間際にはウィリアムズやベンチ出場のアレックス・カルーソがディフェンスからの速攻を次々と仕掛け、60-46の14点差で試合を折り返した。

 後半に入ると、サンダーの勢いはますます加速した。ナゲッツのターンオーバーを誘い次々と得点を重ね、97-72とリードを25点に広げて最終クォーターを迎えた。第4クォーターに入ってもサンダーが攻守ともにナゲッツを突き放し、最終スコア125-93で勝利した。

 サンダーはこの試合、アレクサンダーが35得点3リバウンド4アシスト3スティール1ブロック、ウィリアムズが24得点5リバウンド7アシスト1スティールを記録。ホルムグレンは13得点11リバウンド1アシスト1スティールのダブルダブルをマークし、カルーソは11得点3アシスト3スティールを残した。シリーズ敗退となったナゲッツは、ヨキッチが20得点9リバウンド7アシスト、ブラウンが19得点4リバウンド3アシストを記録。

 アレクサンダーとヨキッチというレギュラーシーズンMVP候補同士の決戦は、第7戦までもつれた激戦を経てアレクサンダー率いるサンダーに軍配が挙がった。サンダーは、ケビン・デュラント(現フェニックス・サンズ)やラッセル・ウェストブルック(現ナゲッツ)を擁した2016年以来9年ぶりのカンファレンス決勝を決めた。

 先に進出を決めているミネソタ・ティンバーウルブズとサンダーのウェスタン・カンファレンス決勝は、21日に第1戦を迎える。

■試合結果
デンバー・ナゲッツ 93-125 オクラホマシティ・サンダー
DEN|26|20|21|21|=93
OKC|21|39|31|28|=125

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