
2025.06.11
6月7日と8日の2日間、豊田合成記念体育館(エントリオ)で行われた「三井不動産カップ2025(愛知大会)」で、女子日本代表(FIBAランキング9位)が女子チャイニーズ・タイペイ代表(同39位)に2連勝した。
チーム最年少となる19歳のポイントガード田中こころは、日本代表初招集にもかかわらず、第1戦は11分4秒のプレータイムで10得点2リバウンド2アシストを記録。第2戦は17分のプレータイムで2得点6アシスト2スティールと、2試合で攻守にわたり活躍を見せ、大会MVPに輝いた。
大きなインパクトを残した田中は、第2戦を終えた後インタビューに答え、一定の手ごたえは感じつつも「ディフェンスのコミュニケーションミスで世界の強豪チームは決めてくる。常にディフェンスはさぼれないし、相手が外したらよかったではなく、そういうところを意識している」と今後の戦いを見据えていると答えた。
所属してきたチームではシューティングガードを務め、スコアラーとしての役割が多かった田中は、ポイントガードとしてプレーすることについて、「ポイントガードはパスというイメージがあったので戸惑いはあったが、コーリー・ゲインズHCがポイントガードは得点も取れるし何でもこなせるポジションと言ってくれたので、これまでの経験を生かしてプレーできた」と手ごたえを感じている。
先輩にも物怖じしない強心臓と呼ばれる理由については「話しかけても先輩たちが嫌な顔せず、バスケでも私生活でも過ごしやすくしてくれています」と、日本代表で活躍をできる環境の良さを語り、「ゲインズHCにもずっと、合宿中から遠慮せずにプレーしてほしいと言われていた」とチーム全体で田中が活躍できるような雰囲気づくりがあったという。
MVPに輝いたことについては「最初は本当に自分?と思いましたが、素直にうれしかったです」と答え「髙田(真希)さんから焼肉を奢って、と言われた」というエピソードも披露した。
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