
2025.04.15
6月8日、豊田合成記念体育館(エントリオ)にて開催された三井不動産カップ2025(愛知大会)第2戦で、バスケットボール女子日本代表(FIBAランキング9位)は女子チャイニーズ・タイペイ代表(同39位)と対戦し、89−45で快勝した。試合後、ベテランの宮澤夕貴がメディア対応に応じ、現在のコンディションや今後の成長への意欲について語った。
この2試合では得意の3ポイントに加え、リバウンドやディフェンス面でも安定したパフォーマンスが光った宮澤。富士通レッドウェーブの一員として出場したWリーグプレーオフファイナルから好調を維持しているようで、「どちらかというと今はプレーの幅を広げている段階」と語り、現在は“ロングスリー”に挑戦中で手応えも感じていると明かす。「相手が大きな選手だとフレアスクリーンを使っても後ろから手を出されたりしたら気になって打てないところが、ロングスリーの位置なら打てるようになると思って」と、高さのある中国やオーストラリアとの対戦を見据えた強化の意図も説明した。
当初はドリブルやドライブなどのスキルを磨く予定だったものの、「チームの助けになることを考えた時、自分がまずやるべきところはそこ(3ポイント)かなと」と、チームのニーズを優先した調整をしているという。
コーリー・ゲインズ新ヘッドコーチ(HC)のバスケについては、「ポジションレスな分、色々なことをできなければいけない」とした一方で、「ボールとプレーヤーが動くスタイルは、BT(テーブス)さんやトム(・ホーバス)さんの時と変わらないので、やりやすさも楽しさもある」とコメント。さらに、「(チームに)ポテンシャルがある感じ。完成形がまだ見えない分、どんなチームになるのか楽しみもある」と語り、変化を前向きに捉えている。
一方で完成形が見えないことが迷いにはなっていないと断言。「今やるべきこと、何をすれば良いのか」は常に明確に示されているようだ。「一気に詰め込みすぎるとパンクしちゃうので、そこら辺はコーリーはすごく上手。5月21日から始めてもうここまで仕上がってるので。あと雰囲気作りもすごくうまいので助かります」と話し、指揮官への信頼ものぞかせた。
チャイニーズ・タイペイとの2連戦を終えた日本は、6月16日〜21日に中国遠征、さらに7月3日と4日にも女子デンマーク代表(55位)との強化試合を実施予定。7月13日に開幕するFIBA女子アジアカップ2025に向けて、どのような強化・選考が行われるのか。好スタートを切ったコーリージャパンの今後、そして新たな挑戦の中で進化を続ける宮澤のプレーに注目が集まる。
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