2025.06.08

女子日本代表が44点差で2試合連続大勝…髙田真希&渡嘉敷来夢がインサイドで存在感

2試合連続で快勝を収めた日本代表 [写真]=黒川真衣
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 6月8日、豊田合成記念体育館(エントリオ)で「三井不動産カップ2025(愛知大会)」の第2戦が開催。コーリー・ゲインズHC率いる女子日本代表(FIBAランキング9位)が女子チャイニーズ・タイペイ代表(同39位)と対戦した。

 前日行われた第1戦を95-42と圧勝した日本。第2戦は先制点こそチャイニーズ・タイペイに譲るも、宮澤夕貴の3ポイントですぐさま逆転。その後はハードなディフェンスで試合の主導権を握り、第1クォーターを28-11と17点リードで終える。

 第2クォーター序盤はオフェンスが噛み合わない時間帯が続くも、田中こころのスティールから野口さくらのファストブレイクや中村ミラー彩藍の3ポイントなどで、徐々に流れを引き戻していく。すると渡嘉敷来夢オコエ桃仁花がオフェンスリバウンドからセカンドチャンスを生み出し、星杏璃も続け様に3ポイントに成功。54-30とリードを24点に広げてハーフタイムへ。

 後半は髙田真希の得点でスタート。日本後半に入っても強度の高いディフェンスで試合の主導権を譲らず、オフェンスでも馬瓜ステファニーが4点プレーを成功させるなど一切手を緩めない。第3クォーターでは相手の得点をわずか8点に抑え、76-38と28点リードで第4クォーターへ。

 第4クォーターも試合のペースは変わらず、最終スコア89-45で日本が2試合連続の大勝を収めた。個人の活躍としては、髙田がチームトップの15得点を挙げ、渡嘉敷も11得点。チームとしては3ポイント成功率26.5パーセント(9/34)と、前日の43.9パーセント(18/41)から数字を落とすも、2ポイントで着実に得点を伸ばした。

 チャイニーズ・タイペイとの2連戦を終えた日本は、約1カ月後の7月3日と4日にも女子デンマーク代表(55位)との強化試合を実施予定。7月13日に開幕するFIBA女子アジアカップ2025に向けて、どのような強化・選考が行われるのか。好スタートを切ったコーリージャパンの今後に注目が集まる。

■試合結果
日本 89-45 チャイニーズ・タイペイ(@豊田合成記念体育館)
JPN|28|26|22|13|=89
TPE|11|19| 8| 7|=45