2025.06.08

最年少・田中こころが三井不動産カップMVPを獲得…先発PGとして女子日本代表をけん引

大会MVPに選出された田中(写真は第1戦のもの)[写真]=黒川真衣
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 6月7日と8日、豊田合成記念体育館(エントリオ)で「三井不動産カップ2025(愛知大会)」が開催され、女子日本代表(FIBAランキング9位)が女子チャイニーズ・タイペイ代表(同39位)に2連勝を。89-45で日本が勝利した第2戦の後には大会MVPの表彰式が実施され、チーム最年少となる19歳の田中こころが受賞した。

 日本代表初招集となる田中は第1戦、第2戦ともに先発ポイントガードとしてチームをけん引。第1戦は11分4秒のプレータイムで10得点2リバウンド2アシストの活躍を見せると、第2戦は17分のプレータイムで2得点6アシスト2スティールとシュート、パス、ディフェンスとさまざまな面で存在感を発揮した。

 第1戦後のインタビューでは「初めての環境で少し緊張するかと思ったんですけど、本当に最後まで楽しくやれたので良かったと思います」と話していた田中。172センチの高さに加え、強心臓を持った新星ポイントガードが今後どのような活躍を見せるか、多くのファンが期待していることだろう。