「できるだけ長くプレーしたい」…38歳のジェフ・グリーンが見据える残りのキャリアとは？

キャリア17年目を終えたグリーン[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　2024－25シーズン。ヒューストン・ロケッツは、アルペレン・シェングンやジェイレン・グリーン、アメン・トンプソンといった若手が躍動し、ウェスタン・カンファレンス2位の52勝30敗でレギュラーシーズンを終え、5シーズンぶりにプレーオフ進出を果たした。

　ウェスト第2シードで迎えた「NBAプレーオフ2025」。ロケッツは第7シードのゴールデンステイト・ウォリアーズとのファーストラウンドを最終第7戦の末に3勝4敗で落とし、今シーズンを終えた。

　今夏ロケッツはスティーブン・アダムズ、ジェフ・グリーン、ジェイショーン・テイトが制限なしFA（フリーエージェント）になるほか、リーダー格としてチームを引っ張ったフレッド・バンブリートの来シーズンの契約がチームオプションとなっている。

　そうした中、チーム最年長の38歳で、今年8月末に39歳を迎えるジェフ・グリーンは、6月5日（現地時間4日）にザック・ロウ記者の番組“The Zach Lowe Show”へ出演。NBAキャリア18年目（2011年12月の健康診断で胸部大動脈瘤が見つかって手術を受けたため2011－12シーズンは全休／実働は17年）を終えた大ベテランは、今後のキャリアについてこう発言していた。

「できるだけ長くプレーしたい。ゴールは20年まで達することなんだ。ここ数年、ヒューストンは僕のホームになっているから、そのまま残りたいね。（キャリア合計で）20年か21年をプレーし、自分が引退できる場所になることを願っている。妻は20年と言ってくれている。だからあと2年はプレーしたいね」

　今シーズンにジェフが受け取った年俸は800万ドル（約11億5200万円）。現在行われている「NBAファイナル2025」終了から一夜明けると、NBAでは自チームのFA選手との交渉が解禁になる。

　203センチ106キロのジェフは、パワーフォワードとセンターをこなすベテラン。今シーズンは32試合の出場で平均12.4分5.4得点1.8リバウンドと自己ワーストの成績に終わり、プレーオフではローテーション入りできず3試合の出場で計5分のプレータイムに終わっていた。

　2023年にローテーションの一角としてデンバー・ナゲッツの優勝に貢献したジェフだったが、今シーズンはアダムズの戦列復帰によって出番が減少していただけに、通算11チームに所属してきた男は、新たな所属先を探すことになるかもしれない。