2025.06.23

B1茨城がビッグマン3名の退団を発表…5季所属のタプスコット「一緒にB1に昇格し成長できた」

茨城を退団することが発表されたタプスコット[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 B1茨城ロボッツは6月23日、自由交渉選手リストに登録しているチェハーレス・タプスコットジェハイヴ・フロイドサンシャオの3名が2024-25シーズンをもって契約満了となり退団することを発表した。

 アメリカ出身で現在34歳のタプスコットは、195センチ106キロのパワーフォワード。2014-15シーズンに来日し、バンビシャス奈良、香川ファイブアローズ、熊本ヴォルターズなどでプレーし、B2リーグでは3度得点王に輝いた。茨城所属5年目の今シーズンは、1月に右アキレス腱炎でインジュアリーリストに登録され、30試合の出場にとどまったが、1試合平均10.7得点4.9リバウンド3.4アシストを記録した。

 同じくアメリカ出身で現在27歳のフロイドは、203センチ109キロのセンター。ヨーロッパのクラブやNBAサマーリーグを経て、今シーズン開幕前に長崎へ加入したものの、第5節終了時点で双方合意の上で契約解除。9試合の出場で1試合平均5.1得点4.1リバウンド0.8ブロックの成績だった。その後11月に茨城へ移籍すると47試合に出場し、平均8.3得点7.0リバウンド2.0アシストをマークした。

 中国出身で現在28歳のサンは、210センチ110キロの体格を誇るセンター。カリフォルニア州立大学ノースリッジ校出身で、2019年に中国リーグ(CBA)でプロデビュー。アジア特別枠選手として今シーズンから茨城に加入すると、27試合に出場し平均1.6得点0.8リバウンドの成績だった。

 今回の退団発表に際し、タプスコット、フロイド、サンはそれぞれ以下のようにコメントしている。

チェハーレス・タプスコット
「ロボッツファミリーの皆さん、素晴らしい5年間をありがとうございました!一緒にB1に昇格し、成長できたと感じています。そして何より、一緒に楽しむことができました!良い時も悪い時も、皆さんの笑顔と声援は一生忘れません!また、私や家族をいつも歓迎してくれてありがとうございました。水戸は私のホームです!あなたたちはリーグで最高のファンです。いつかまたお会いできる日が来ることを楽しみにしています!ありがとうございました!」

ジェハイヴ・フロイド
「ロボッツの一員になれたことを嬉しく思っています。オーナー、マネジメント、スタッフ、チームメイト、そして1番大切なファンの皆さまに感謝いたします。皆さまが迎え入れてくれたおかげで、このシーズンは自分にとって特別なものになりました。皆さまの愛とサポートに感謝します。七転び八起き!」

サンシャオ
「まず、日本でバスケットボールをプレーする機会をいただけたことに感謝いたします。来日当初、チームメイトたちが快く迎えてくれ、ブースターの皆さんも毎試合、どんなことがあっても応援してくださいました。『1パーセント better』を体現し、ロボッツがこれからもっと良くなっていくことを願っています。ファンの皆さま、本当にありがとうございました。これからもロボッツの応援をよろしくお願いします!」
 

チェハーレス・タプスコットの関連記事

茨城ロボッツの関連記事

Bリーグの関連記事