2025.06.23

ヤンジェミンが仙台から茨城へ移籍…契約解除も3者の思惑一致「Win-Win-Win」GM説明

茨城への移籍が決まったヤン・ジェミン[写真]=B.LEAGUE
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 B1茨城ロボッツは6月23日、仙台89ERSに所属していたヤンジェミンと2025-26シーズンの新規選手契約に合意したことを発表した。

 22日に26歳の誕生日を迎えた韓国出身のヤンは、201センチ93キロのスモールフォワード。2020-21シーズンから信州ブレイブウォリアーズ宇都宮ブレックスでプレーし、2023-24シーズンに仙台へ加入。在籍2年目の今シーズンは54試合の出場で1試合平均3.7得点3.3リバウンドを記録した。

 去就については、今シーズン終了後の5月11日に仙台から契約継続に合意した旨が発表されていたが、今月13日に一転して退団することが決定。10日後のこの日、茨城へ移籍することが公表された。

 茨城は当初、ヤンが複数年契約を結んでいたために期限付き移籍をオファーしていたというが、「チーム編成バランスのさらなる最適化」を模索していた仙台、「プレータイムの確保とチームにおける明確な役割」を求めていたヤンとの思惑が一致し、完全移籍が実現。茨城の落慶久ゼネラルマネージャーは、「Win-Win-Winの関係を築けたと考えております」と、異例の展開でヤンの獲得に至った背景を説明した。

 新天地が決まったヤンは、次のようにコメントを寄せた。

「最初に、僕を信頼してこのチームでプレーする機会を与えてくれたクリス・ホルムヘッドコーチと茨城ロボッツの組織に感謝したいです。過去5年間このリーグでプレーしてきた中で、このチームがいかに素晴らしいファンや文化を持っているかを目の当たりにしてきました。キャリアの新たなステージとして茨城で挑戦することを決断しました。これまでのキャリアを支え、今回の決断を後押ししてくださった仙台のみなさまにも、心からの感謝を伝えたいと思います。 自分の強みを活かしてこのチームに貢献できると心から信じていますし、目標達成のためにベストを尽くしたいと思います」

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