2025.06.30

片岡大晴が海外挑戦を表明…仙台とはアンバサダー契約「心からありがとうございますと伝えたい」

海外挑戦を発表し仙台とのアンバサダー契約が発表された片岡大晴[写真]=B.LEAGUE
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 6月30日、B1仙台89ERSは、片岡大晴とアンバサダー契約の締結を発表した。加えて同選手が海外リーグに挑戦する意向であることも表明。現在海外クラブとの交渉を行っているという。

 宮城県出身で現在39歳の片岡は、184センチ80キロのシューティングガード。2008年に白鷗大学からリンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)へ加入し、京都ハンナリーズレバンガ北海道を経て2015年に仙台へ入団した。2017年から2シーズンにわたり京都でプレーするも、2019年に仙台へ復帰。移籍後所属6年目となった今シーズンは、リーグ戦47試合に出場し、1試合平均6分13秒のプレータイムで2.1得点0.3リバウンド0.3アシストを記録した。

 今オフは5月29日付で自由交渉選手リストに登録。以降もクラブと片岡は2025-26シーズンの契約交渉を続けてきたというが、片岡サイドの強い意思を尊重し海外挑戦を後押しすることに。今後は選手兼アンバサダーとして、国内にいる間は仙台の広報活動や地域貢献活動を行い、トップチームの練習にも参加するという。

 仙台は、近日中にファンに向けて片岡から海外挑戦についての決意表明する機会を設けると説明。移籍先については決まり次第発表するという。

 今回の発表に際し、片岡はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「この度、仙台89ERSのアンバサダーを務めさせていただくこととなりました、ソルジャーです!!!クラブから発表のあった通り、僕は海外でプレーすることを真剣に考え、クラブと相談させていただき、話し合いを重ねてきました。その思いを真摯に受け止め、後押しをしてくださったクラブとチームに関わるすべての皆さまに、心からありがとうございますと伝えたい気持ちです。黄援してくださるファンの皆さまに、黄色のユニフォームを着て頑張りますというコメントを出せないことに対してすごく複雑な気持ちでいます。たくさん愛していただき、たくさんの素晴らしい出逢いや経験をいただいた仙台89ERSという大好きなクラブの役に少しでも立てるように、与えていただいたこのアンバサダーとしての役目に精一杯向き合っていきます!皆さま、よろしくお願いいたします」

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