2025.07.27

習志野が試合終了間際に劇的3P決め初戦突破…広島皆実との大激戦制しインハイ2回戦進出

ジップアリーナ岡山[写真]=田島早苗
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 7月27日、高校バスケ夏の日本一を決める「令和7年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」が開幕。ジップアリーナ岡山で行われた男子1回戦で、習志野市立習志野高校(千葉県)が、県立広島皆実高校(広島県)に勝利し2回戦進出を決めた。

 日の丸を背負った実績もある三谷桂司朗広島ドラゴンフライズ)と原修太千葉ジェッツ)を輩出した両校の対戦は、僅差のまま後半に突入する大激戦に。第4クォーターに入り習志野が一歩前に出たかと思われたものの、広島皆実も3ポイントや速攻で食らいつく一進一退の展開となった。

 勝負がかかる試合終盤、ビハインドの時間が続いていた広島皆実が試合時間残り1分を切ってからフリースローで逆転に成功。しかし、習志野も直後に2ポイントを返して同点とすると、習志野の関口祐史が残り0.3秒に劇的な勝ち越し3ポイントを成功。ラストプレーも守りきった習志野が最終スコア76-73で競り勝った。

 習志野はチーム最多23得点を挙げた宮澤海輝のほか、決勝点を決めた関口ら4選手が2桁得点を記録。広島皆実は村上礼がゲームハイとなる25得点11リバウンドでダブルダブルを達成したものの、あと一歩及ばなかった。

 劇的な形で初戦を突破した習志野は、あす28日にジップアリーナ岡山Cコートで行われる第3試合で、富田高校(岐阜高校)と初芝橋本高校(和歌山県)の勝者と対戦する。

■試合結果
県立広島皆実 73-76 市立習志野
広皆実|22|18|18|15|=73
習志野|21|22|17|16|=76

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