2025.08.01

鳥取城北が初の日本一! 八王子学園八王子とのインハイ決勝を制す

インターハイを制した鳥取城北 [写真]=佐々木啓次
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 8月1日にジップアリーナ岡山で「令和7年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」男子決勝が行われ、八王子学園八王子高校(東京都)と鳥取城北高校(鳥取県)が対戦した。

 福岡大学附属大濠高校(福岡県)を下して決勝に駒を進めた八王子学園八王子は、2010年以来となる2度目のインターハイ優勝を目指す戦い。一方の鳥取城北は帝京長岡高校(新潟県)、仙台大学附属明成高校(宮城県)といった名門を退け、県勢として初の決勝に臨んだ。

 ティップオフからロースコアな試合で、鳥取城北は新美鯉星が連続得点を挙げると、15-19と4点リードで第1クォーターを終了。第2クォーターも鳥取城北のリードで進み、26-29と3点差でハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても2ケタ点差に広がらず、八王子学園八王子が食らいつく展開。鳥取城北はハロルド・アズカが3ポイントシュートにブロックと、攻守両面で躍動し、リードを保った。

 第4クォーターは追い上げる八王子学園八王子が照井昇太朗の3ポイントで同点に追いつくと、花島大良のレイアップで52-50と逆転。直後に鳥取城北が得点を記録すると、アズカの長距離砲で再び一歩前に出た。

 第4クォーター中盤以降も接戦が繰り広げられ、試合終了残り38秒に八王子学園八王子が照井の3ポイントで2点差に肉薄した。それでも、同21秒にアズカが値千金の3ポイントを成功。鳥取城北が58-64で接戦を制し、初の日本一に輝いた。

■試合結果
八王子学園八王子 58-64 鳥取城北
八王子|15|11|15|17|=58
鳥取城|19|10|17|18|=64

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