2025.08.01

俊野達彦が37歳で現役引退…bj時代を含め8チームでプレー「この仕事を選んで良かった」

昨季は山形ワイヴァンズでプレーした俊野達彦 [写真]=B.LEAGUE
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 山形ワイヴァンズは8月1日、俊野達彦が現役を引退することを発表した。

 現在37歳の俊野は、187センチ85キロのポイントガード兼シューティングガード。新田高校、大阪商業大学を経て、2011年にbjリーグ所属の千葉エクスドリームスに加入した。群馬クレインサンダーズ信州ブレイブウォリアーズ、大分・愛媛ヒートデビルズ(現愛媛オレンジバイキングス)を渡り歩き、愛媛でBリーグのキャリアをスタート。秋田ノーザンハピネッツ仙台89ERSでもプレーし、2019-20シーズンに愛媛へ復帰した。2022-23シーズンから2シーズンにわたって横浜エクセレンスに在籍。山形に移籍した2024-25シーズンは34試合の先発を含む53試合に出場し、1試合平均3.1得点1.0リバウンド1.1アシストを記録した。

 14シーズンにわたってプレーした俊野は、山形の公式HPで次のようにコメントした。

「リリースの通り昨シーズンをもって引退することに決めました。たくさんの素晴らしい出会いに恵まれた選手生活でした! これまで所属させていただいたクラブ関係者の皆様、コーチ、スタッフ、チームメイト、ファンの皆様、各地域で出会ったたくさんの方々、ありがとうございました。どのチームでもたくさんの思い出があって、かけがえのないものになっています。また、引退の報告後も親身になって進路について考えてくださった吉村社長をはじめワイヴァンズの皆様、ありがとうございました。以前東北でプレーした時には秋田、仙台と所属させていただいたのですが、ケガでシーズン中に離脱してしまい、悔いの残る場所となっていました。去年の夏に山形へ来て、当時応援してくれた方や復帰に尽力してくれた方々の前でもう一度プレーできたことはとても大きな意味がありました。私生活でもたくさんの友人ができ、充実した時間を過ごせたと思います。そして、いつも側で支えてくれた家族と見守ってくれた両親にも感謝を伝えたいです。突然の引退となり、正直に言うと寂しさはあります。ですがそれ以上に、最後まで全力でやり切ったという充実感とこの仕事を選んで良かったという感謝の気持ちでいっぱいです。どんな時も応援してくれる人たちがいて、ケガや挫折することがあっても自分を信じてくれる人がいるということは本当に心強く、幸せでした。皆様への感謝の気持ちを忘れず、プレーヤーの時と同様に全力で次の仕事やこれからの人生に向かっていきます! ありがとうございました!!!」

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