2025.09.13

日本・オーストラリアでプレシーズンゲーム…各クラブが開幕へ準備加速

一時は辻の3ポイントで逆転移成功した群馬だったが [写真]=B.LEAGUE
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 9月12日、B1群馬クレインサンダーズサンロッカーズ渋谷琉球ゴールデンキングス長崎ヴェルカの4クラブが国際試合に臨んだ。

 群馬はオープンハウスアリーナ太田で「B.LEAGUE GLOBAL INVITATIONAL 2025」に出場し、NBAの下部組織にあたるGリーグの選抜チーム「Gリーグ・ユナイテッド」と対戦した。前半は新戦力の谷口大智ケリー・ブラックシアー・ジュニアエージェー・エドゥらが奮闘し、46-38とリードを奪った。しかし、第3クォーターにプレー強度を上げたGリーグ・ユナイテッドに14-23と押され、逆転を許した。

 第4クォーターには辻直人の3ポイントで逆転する場面もあったが、終盤は一進一退の展開の末に振り切られ、87-91で敗れた。翌13日には会場をTOYOTA ARENA TOKYOに移し、アルバルク東京Gリーグ・ユナイテッドが対戦する。

 オーストラリア・パースで開催中の「Perth Wildcats International Series」には琉球とSR渋谷が参戦。琉球は昨年のイタリア遠征に続き2年連続の海外遠征で、SR渋谷は初の海外での試合となった。

 琉球はサウスイースト・メルボルン・フェニックス(以下SEMP)と対戦。序盤から相手の3ポイントに苦しみ、前半を33-51と18点差で折り返した。後半はヴィック・ローの3ポイント、ジャック・クーリーのゴール下、新戦力の佐土原遼の活躍で反撃したが、第3・第4クォーターを42-39と上回ったものの逆転には至らなかった。

 SR渋谷はパース・ワイルドキャッツと対戦。第1クォーターは19-21と接戦だったが、第2クォーターに相手のフィジカルなプレーに押され、得点を10に抑えられて前半を29-49で折り返した。後半はジョシュ・ホーキンソンがゴール下で得点を重ねたが、固いディフェンスに阻まれターンオーバーが続き、最後まで流れをつかめなかった。13日には琉球vsパース、SR渋谷vsSEMPのカードで試合が行われる。

 長崎はハピネスアリーナで、NBLに所属するニュージーランド・ブレイカーズ(以下NZB)と対戦。前半から点の取り合いとなり、48-52で折り返した。後半はスタンリー・ジョンソンが37得点、ジャレル・ブラントリーが15得点と奮闘し、第3クォーター終了時には68-69と1点差に迫ったが、終盤にNZBの得点を止められず、90-93で惜敗した。

■試合結果

B.LEAGUE GLOBAL INVITATIONAL 2025
群馬クレインサンダーズ 87-91 Gリーグ・ユナイテッド
群 馬|22|24|14|27|=87
NBAGL|21|17|23|30|=91

Perth Wildcats International Series
琉球ゴールデンキングス 75-90 サウスイースト・メルボルン・フェニックス
琉球|12|21|16|26|=75
SEMP|26|25|21|18|=90

サンロッカーズ渋谷 66-86 パース・ワイルドキャッツ
SR渋谷|19|10|20|17|=66
P W C|21|28|16|21|=86

プレシーズンゲーム
長崎ヴェルカ 90-93 ニュージーランド・ブレイカーズ
長崎|22|26|20|22|=90
NZB|24|28|17|24|=93

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