2025.09.23
9月12日、オープンハウスアリーナ太田でBリーグの国際企画『B.LEAGUE GLOBAL INVITATIONAL 2025』が開催され、群馬クレインサンダーズとNBA Gリーグ・ユナイテッドが対戦。ホームの群馬は87-91で逆転負けを喫した。
カイル・ミリングヘッドコーチが率いる群馬は、長らく主軸を担うトレイ・ジョーンズと、日本代表経験を持つ細川一輝に加え、中村拓人、ケリー・ブラックシアー・ジュニア、エージェー・エドゥといった注目の新加入トリオを先発起用した。
一進一退の展開となった第1クォーターは、テイビオン・キンジー(サンタクルーズ・ウォリアーズ)のアリウープでGリーグ・ユナイテッドが先制するも、群馬も谷口大智のスリー、エドゥのプットバックと新戦力が好プレーを披露。同終了間際にはオフェンスリバウンドを重ねた群馬が藤井祐眞の2ポイントで逆転し、22-21とリードした。
群馬は第2クォーターもコー・フリッピンが鋭いペイントアタックでバスケットカウントをねじ込む好発進。引き続きリバウンド争いで優位に立ち、中村とブラックシアーの連係も光るなど好展開。中村を起点としたオフェンスが機能し、46-38とリードを広げて折り返した。
ハーフタイム明けの第3クォーターは、身長208センチのブラックシアーが226センチのジャマリオン・シャープ(テキサス・レジェンズ)にブロックされると、群馬のエドゥも負けじとブロックショットを連発。しかし、群馬はディフェンス強度が上がったGリーグ・ユナイテッドに速攻を許す苦しい展開となり形勢逆転。この10分は14-23と主導権を奪われた。
60-61と逆転されて迎えた第4クォーターは、群馬が辻直人の3ポイントで再逆転すると、両チームともに好プレーが飛び出しリードチェンジを繰り返す目まぐるしい展開に。残り2分で4点ビハインドの接戦に持ち込んだ群馬は、なんとか競り勝ちたいところだったが、最後は“個の力”を随所に披露したGリーグ・ユナイテッドに軍配。群馬は“NBA予備軍”からの白星奪取とはならなかった。
群馬の個人スタッツでは、ブラックシアーが20得点8リバウンド6アシスト、中村が4得点6アシスト、エドゥが10得点6リバウンド3ブロック、ジョーンズが12得点、フリッピンが13得点をマーク。チームリバウンド数では群馬が34-33と上回り、3ポイント成功率35パーセント、フィールドゴール成功率46パーセントだった。
対するGリーグ・ユナイテッドは、ジェイデン・シャックルフォード(バレー・サンズ)が3ポイント5本の成功を含む26得点、16得点のキンジー、13得点のフェロン・ハント(クリーブランド・チャージ)、12得点のチャソン・ランドル(ストックトン・キングス)が2桁得点を挙げた。
今回の試合は、Bリーグの国際企画『B.LEAGUE GLOBAL INVITATIONAL 2025』の一貫として開催され、明日13日にはTOYOTA ARENA TOKYOでアルバルク東京とGリーグ・ユナイテッドが対戦する。
■試合結果
群馬クレインサンダーズ 87-91 Gリーグ・ユナイテッド
GUNMA|22|24|14|27|=87
NBAGL|21|17|23|30|=91
2025.09.23
2025.09.22
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