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後半に勢い乗った大阪薫英が桜花学園を破りウインターカップ初優勝…三輪美良々が30得点でV導く

大一番で30得点13リバウンドを叩き出した三輪美良々(左)[写真]=伊藤大允
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 12月28日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の女子決勝が開催。大阪薫英女学院高校(大阪府)が桜花学園高校(愛知県)を66-61で破り、ウインターカップ初優勝を果たした。

 大阪薫英は幡出麗実の3ポイントシュートからスコアをスタート。立ち上がりから互いに点を取り合う展開が続き、20-24と大阪薫英の4点ビハインドで最初の10分間を終える。第2クォーターでは2ケタ点差をつけられる時間もあったが、三輪美良々がペイントアタックや好守備で存在感を発揮し、35-44の1ケタ点差に戻して試合を折り返す。

 第3クォーターでも三輪が細澤幸生らとの連携から得点を積み重ね、51-54と点差を縮めて最終クォーターへ。試合は最後まで1点を争う大激闘となったが、三輪の“3点プレー”など大阪薫英が粘り強い攻撃で逆転に成功し、幡出もフリースローをきっちりと成功。最後は三輪の得点で終止符を打ち、最終スコア66-61で見事な勝利を飾った。

 初優勝を成し遂げた大阪薫英は、三輪が30得点13リバウンド3ブロック、細澤が7得点12リバウンド3アシスト、松本璃音が8得点3リバウンドをマーク。ベンチから先発陣を支えた大槻佳子も7得点5リバウンド2アシストと、要所で存在感を発揮した。

 4年ぶりの優勝を惜しくも逃した桜花学園は、勝部璃子が14得点12リバウンド、竹内みやが14得点3リバウンド、山田桜来が12得点4リバウンドをマーク。負傷によって、インサイドの要であるイシボ ディバインのプレータイムが極めて限られたなか、最後まで夏冬二冠への執念を見せた。

■試合結果
ウインターカップ2025女子決勝>
大阪薫英女学院高校 66-61 桜花学園高校
大阪薫英|20|15|16|15|=66
桜花学園|24|20|10|7|=61

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