2019.01.18
岡田優介が選手兼オーナーを務める「TOKYO DIME(東京ダイム)」は11月19日、東京都渋谷区の長谷部健区長へ表敬訪問し、今シーズンの活動について報告した。
渋谷区をホームタウンとするTOKYO DIMEは、『渋谷から世界へ!』というスローガンの元で活動する3×3のプロチーム。当日は岡田と今年発足した「3x3.EXE PREMIER」女子リーグで優勝を果たしたTOKYO DIME.EXE所属の有明葵衣が渋谷区役所へ訪れ、開幕前の6月にクラウドファンディングで資金調達をし、渋谷ヒカリエにバスケコートを登場させたPRイベントの成功や優勝報告を行った。男子のTOKYO DIMEに加え、今季から女子のTOKYO DIMEと大阪を拠点とするOSAKA DIME(男子)を発足させた岡田。所属選手も計5名の外国籍選手が加入しており、「女子バスケ界には外国籍選手がいない」と述べた上で、WNBA選手であるシャンテル・オサホーを獲得したことをアピールした。また、「DIMEは常にトップを走り、新しいことにチャレンジする事をやっていきたい」と話した岡田に対し、長谷部区長も「本当はもっと“聖地”みたいなところを作りたい。ちょっと都知事に話をしてみようとは思っている。そういうことも考えていきましょう」と、より一層渋谷の街にバスケットを根付かせようとする意欲を見せた。
「渋谷を拠点に活動させていただいているので、直接ご挨拶させていただいて感謝の気持ちがまた湧いてきました。今後さらに切磋琢磨して盛りあげていきたいなという気持ちになりました」と表敬訪問後に話した有明は、2014年まで富士通レッドウェーブでプレー。3x3.EXE PREMIERでは初代得点女王に輝いた。「今回、3x3.EXE PREMIERに出場した選手はWリーグを引退した選手が多かったですけど、これからは現役選手も入ってくるのかなと思っています」とさらなる発展に期待を寄せている。
「今後も渋谷区と一緒にできる事はあると思うので、社会貢献活動であったり地域に対する活動は渋谷区さんと一緒にやっていきたい。DIMEとしては3x3の大会をもう少し増やして、プレーする環境を増やしていきたい」(岡田)
DIMEのみならず、日本の3x3をオーナーという立場でけん引する岡田は、「『3x3と言ったらDIMEだよね』と言ってもらえることを目標にしている。インパクトのあることを続けていき、3x3のマーケットリーダーになりたい」と今後のビションも話した。2020年東京オリンピックの新種目に採用されたこともあり、確実に認知度が上がっている3x3。今後も渋谷から“3x3旋風”を巻き起こすTOKYO DIMEの新たな活動に注目してほしい。
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