2025.04.10

ロス五輪、3x3の出場国が「8」から「12」に拡大…日本は東京大会以来の出場を目指す

3x3のオリンピック出場国が12チームに拡大 [写真]=Getty Images
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 FIBAは4月10日(現地時間9日)、国際オリンピック委員会(IOC)理事会が2028年にロサンゼルスで行われる「第34回オリンピック競技大会」における3x3バスケットボールの出場枠を男女それぞれ12チームに拡大することを決定したと発表した。

 3x3は東京大会から正式種目として実施。日本代表は男子が開催国枠として出場し、女子は最終予選を突破してオリンピックの舞台に立った。パリ大会では最終予選で敗退。2大会連続の出場は叶わなかった。

 出場枠が8チームから12チームに拡大することについて、FIBAのシェイク・サウド・アリ・アル・タニ会長はリリースを通じて「IOCの決定に感謝しています。この決定は、FIBAとその加盟団体が都市型競技の振興を継続していく上で大きな励みになります。男女4チームずつ追加で出場できることは、東京2020とパリ2024で世界的な関心と興奮をもたらした証です」とコメントした

 また、FIBAのアンドレアス・ザグクリス事務総長は「今日はFIBAと3x3にとって節目となる日です。出場枠の追加により、多くの各国連盟と選手がストリートからオリンピックへと夢を抱けるようになります」と述べつつ、「ロサンゼルスは世界で最も象徴的なバスケットボール都市の一つであり、3x3文化も盛んです。オリンピック期間中、活気に満ちた都会のスポーツフェスティバルの雰囲気で再び活躍できることを大変うれしく思います」と期待を寄せた。

 パイオニアとして日本の3x3をけん引し、東京大会にも出場した落合知也(しながわシティバスケットボールクラブ)は自身のXを通じて「本当にチャンスがあると思うので、日本はマジで頑張りましょう」とつづった。

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