2024.03.16

強烈な攻防で琉球を圧倒…千葉Jが100点ゲームで天皇杯連覇、富樫勇樹は3ポイント6本炸裂

6本の長距離砲を炸裂した富樫[写真]=伊藤大允
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 3月14日、さいたまスーパーアリーナで「第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルが行われ、2連覇を狙う千葉ジェッツ琉球ゴールデンキングスと対戦した。

 クリストファー・スミス原修太の3ポイントシュートからスタートダッシュに成功した千葉J。ゴール下ではゼイビア・クックスがブロックやリバウンドで存在感を発揮すると、終盤にはエースの富樫勇樹が3点弾を炸裂し、25-21の4点リードで最初のクォーターを終えた。

 第2クォーターでも千葉Jは攻防両面で好調を維持し、アイラ・ブラウンや富樫が長距離砲を沈めれば、クックスが2度目のブロックで琉球をシャットダウン。チームのオフェンスリバウンドもさえわたり、48-32と16点リードで試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、千葉はプレーの強度を落とさず順調に点差を拡大。要所で小川麻斗や富樫が3ポイントをヒットし、残り4分半にはスミスがドライブからの“3点プレー”で会場を沸かせる。その後も富樫、スミスがテンポ良く得点を重ね、85-49で最後のクォーターへ。

 第4クォーターでは金近廉、富樫、アイラが続けて3ポイントを決めていき、残り4分を切って千葉Jが100点に到達。その後も攻撃の手を緩めず、最終スコア117-69で快勝を収めた。

 天皇杯連覇を達成した千葉Jは、スミスが26得点6リバウンド2アシスト、富樫が20得点8アシスト、ジョン・ムーニーが17得点14リバウンドをマーク。13得点7リバウンド4アシスト4ブロックのクックス、14得点3リバウンド3アシストの小川などベンチ陣も躍動し、2年連続の王座に大きく貢献した。

 一方、チャンピオンの座を逃した琉球は岸本隆一が13得点、ジャック・クーリーが11得点10リバウンド、ヴィック・ローが12得点4リバウンド6アシストを記録。第1クォーターは互角の戦いを演じたものの、第2クォーターからは千葉Jに圧倒される時間が続いた。

■試合結果
琉球ゴールデンキングス 69-117 千葉ジェッツ(@さいたまスーパーアリーナ)
琉球|21|11|17|20|=69
千葉J|25|23|37|32|=117

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