2024.09.21

ベンチ出場のフランクスが31得点…天皇杯2次Rで茨城が福井を撃破、A東京待つ2回戦へ

バスケ情報専門サイト

 9月21日、全国8会場で「第100回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」2次ラウンドが行われ、タクミアリーナ(秋田県)では茨城ロボッツ福井ブローウィンズが激突した。

 試合が始まると、鶴巻啓太中村功平らの得点で立ち上がりを見せた茨城。ロバート・フランクスの個人技も光り16-19の3点ビハインドで最初の10分間を終えると、第2クォーターでもフランクスの勢いは止まらず。3ポイントシュートやセカンドチャンスからゴールを量産し、42-39と逆転に成功して試合を折り返した。

 第3クォーターでは一進一退の攻防が続き、茨城は長谷川暢もゴールを決めていくと、鶴巻はアシストやスティールを続けて披露する。66-63で迎えた最終クォーター、終盤まで1点を争う激闘が繰り広げられたが、茨城は残り1分半に中村が値千金の3ポイントをヒット。続けて鶴巻も2点を挙げてリードを広げ、最終スコア85-77で勝利をつかんだ。

 競り勝った茨城はフランクスが31得点10リバウンドのダブルダブルを達成し、司令塔の長谷川も11得点5リバウンド4アシストとマルチな活躍。鶴巻も要所でスティールを成功し、ディフェンスでの貢献が目立った。22日の2回戦では、アルバルク東京と対戦する。

 一方、敗れた福井はライアン・ケリーが18得点8リバウンド5アシスト、ベンジャミン・ローソンが17得点10リバウンド、細谷将司が12得点2アシストをマーク。最後まで勝利のチャンスを作ったが、B1チーム撃破にはあと一歩届かなかった。

■試合結果
茨城ロボッツ 85-77 福井ブローウィンズ
茨城|16|26|24|19|=85
福井|19|20|24|14|=77

茨城ロボッツの関連記事

国内の関連記事

BASKETBALLKING VIDEO