2017.01.07

JX-ENEOSが10年連続で決勝進出、富士通はシャンソンとの接戦を制す

オールジャパンで10年連続の決勝進出を決めたJX-ENEOS [写真]=山口剛生
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 1月7日に第92回天皇杯・第83回皇后杯(オールジャパン2017)の準決勝2試合が国立代々木競技場第1体育館で行われた。

 3回戦(岐阜女子高校戦)、準々決勝(アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス戦)で、いずれも30点以上の点差をつけて勝ちあがったJX-ENEOSサンフラワーズ(WJBL 1)。準決勝も勢いそのままに、第1ピリオドから順調に得点を重ね、トヨタ自動車アンテロープス(WJBL 5)を72-52で下し、10年連続で決勝戦に進出。渡嘉敷来夢、間宮佑圭、宮澤夕貴の3選手が2試合連続となる2ケタ得点を挙げて勝利に貢献した。

 準決勝の第2試合は、シャンソン化粧品シャンソンVマジック(WJBL 3)と富士通レッドウェーブ(WJBL 2)の対戦。富士通は1点リードで迎えた最終ピリオド開始9分41秒に長岡萌映子が幸先良く得点を挙げると、その後は順調に得点を重ねて64-57で勝利を収めた。この試合で長岡は29得点9リバウンド5アシストを記録し、富士通の決勝進出に大きく貢献した。

 なお、決勝戦は9日に国立代々木競技場第1体育館で開催され、4連覇を目指すJX-ENEOSと9大会ぶりの優勝を目指す富士通が激突する。