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1月11日、さいたまスーパーアリーナで「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」のファイナルラウンド女子準々決勝が行われ、富士通 レッドウェーブは日立ハイテク クーガーズと対戦。最終スコア83-69で勝利しものの、前後半でのスコアは対照的な結果となった。
55-35の20点リードで試合を折り返したが、後半だけを見れば28-34と失速。今季、ヘッドコーチとして2シーズンぶりに復帰したBTテーブス氏は試合後、「前半はいいプレーできたが、後半はめちゃくちゃ」と苦言を呈し、「うちの4番、5番(パワーフォワード、センター)が相手を守れてなかったので、完全に負けていた。それと、前半のいいボール回し、ドライブとキックアウトが後半できなかった」と理由を加えた。
富士通は、高い位置からのプレッシャーディフェンスでファストブレイクを積極的に狙うバスケットを得意としており、指揮官は「うちのセンター陣が得点よりリバウンドやペイントエリアのフィジカルプレーをしてくれないと、明日の対戦相手に負けます」とも話した。決勝進出を懸けて戦うのは、“女王”のJX-ENEOSサンフラワーズだ。
「JXはバランスが取れている。渡嘉敷(来夢)だけに頼ったりなどはしない。だから、(今日の)後半のめちゃくちゃなプレーを反省して、立て直さなきゃいけない。40分間ずっとレベルの高い試合をしないとダメ」。
テーブスHCはJX-ENEOS撃破へ向け「オールコートのオフェンスとディフェンス」をポイントに挙げ、「それができればトップのチームを倒すことも可能」と準決勝を見据えた。