2020.10.02

B1はリーグ屈指の好カードで幕開け! 初陣を飾るのはどちらの“赤”か!!

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

アルバルク東京 vs 川崎ブレイブサンダース(@アリーナ立川立飛)
第1戦:10月2日19時5分 第2戦:10月3日17時5分

 10月2日、いよいよBリーグが帰ってくる。

 B1の開幕戦に指名されたカードは、アルバルク東京vs川崎ブレイブサンダース。舞台はA東京のホーム・アリーナ立川立飛だ。

 昨シーズンのA東京は32勝9敗の成績で東地区1位、B1全体でも最高勝率を記録。平均失点もB1で最も低い69.4点と、リーグ2連覇中の強さを示してシーズンを終えた。今季もルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチ体制のもと、メンバーをほぼ入れ替えず3連覇への『Re-CHALLENGE』に挑む。

 エースの田中大貴を筆頭に、若手とベテランが融合した布陣を敷く中、今季最も注目したいのは安藤誓哉だ。新主将に就任した背番号3が、どんな背中を見せてチームを優勝へと導くのか。

 一方の川崎ブレイブサンダースも、今オフは3選手が移籍したのみ。不動のガード陣に加え、昨季はケガに泣いたマティアス・カルファニ、シーズン終盤に加入したパブロ・アギラールとも選手契約を交わした。そこにニック・ファジーカスジョーダン・ヒースを加えたフロントコート陣は、もはや脅威でしかない。就任2年目の佐藤賢次HCがどんな采配を振るうのか注目だ。

 今シーズンはともに東地区でしのぎを削る両者。今後の行方を占う上でも興味深い一戦だ。初陣を飾るカギはエースか、キャプテンか、それとも勢いのある若手選手か。どちらが勝ったとしても、待ちわびた全てのファンが「やっぱりBリーグ最高!」と思えるような好ゲームを期待したい。

文=小沼克年

■ロースター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
ザック・バランスキー
須田侑太郎
菊地祥平
竹内譲次
平岩玄
田中大貴
津山尚大
カイル・バローン
アレックス・カーク
小酒部泰暉 ※特別指定

・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)
藤井祐眞
青木保憲
篠山竜青
増田啓介
辻直人
マティアス・カルファニ
ニック・ファジーカス
大塚裕土
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

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