2020.12.04

Bリーグ初となる黒部開催、ホームの富山グラウジーズは前節の勢いを維持して連勝を伸ばしたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

富山グラウジーズ vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@黒部市総合体育センター)
第1戦:18時5分 第2戦:13時5分

 富山グラウジーズがBリーグ5シーズン目にして初めてアルバルク東京から勝利した。しかも100点ゲーム、19点差の快勝劇であった。試合は、第2クォーターにリチャード・ソロモンが12得点の活躍を見せて前へ。9点リードを作って迎えた第3クォーターでは24-14とし、相手を突き放した。試合を通してソロモンが24得点10リバウンドをマークし、宇都直輝は15得点10アシスト、ジュリアン・マブンガも15得点9アシストでけん引。攻撃では計33アシスト、ペイント内から66得点を積み上げ、守備ではアレックス・カークを9得点に抑えた。中断期間を経て、チームは最高のリスタートを切ったと言っていいだろう。

 今節はBリーグ初となる富山県黒部市での開催。黒部市総合体育センターに名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎え撃つ。その名古屋Dは前節、京都ハンナリーズとの接戦を1点差で制した。同点で迎えた試合終了残り1秒に齋藤拓実が2本のフリースローを獲得すると、1本目を沈めて今季10勝目を獲得。司令塔の笹山貴哉が欠場となったが、ジャスティン・バーレルが12得点14リバウンドに加え、6アシスト3ブロックの大車輪の活躍を見せた。

 ともに地区3位同士の対戦。現在の富山は宇都とマブンガがバランス良く得点、アシストを重ねていることが強さの要因と言える。名古屋Dはこの2人をどう封じて相手の得点を軽減させるか。梶山信吾ヘッドコーチの采配にも注目が集まる。

文=小沼克年

■ロスター
・富山(ヘッドコーチ:浜口炎)
リチャード・ソロモン
山口祐希
阿部友和
水戸健史
宇都直輝
前田悟
松脇圭志
橋本晃佑
城宝匡史
ジュリアン・マブンガ
ジョシュア・スミス
岡田侑大

・名古屋D(ヘッドコーチ:梶山信吾)
小林遥太
齋藤拓実
ジェフ・エアーズ
菊池真人
張本天傑
安藤周人
レオ・ライオンズ
中東泰斗
中務敏宏
笹山貴哉
ジャスティン・バーレル
木下誠
狩野祐介

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