2020.12.08

レバンガ北海道とサンロッカーズ渋谷の今季初対決、3連勝中のSR渋谷は古巣凱旋となる関野剛平と野口大介に期待

フリーライター

レバンガ北海道vs サンロッカーズ渋谷(@北海きたえーる)
12月9日19時5分

 前節、サンロッカーズ渋谷は伊佐勉ヘッドコーチが体調不良により欠場。アクシデントに見舞われたが、代わって指揮を執った浜中謙アシスタントコーチのもと、2戦連続で新潟アルビレックスBBに連勝を果たした。

 第1戦は前半で差をつけ、試合を通してライアン・ケリーが計27得点、チャールズ・ジャクソンジェームズ・マイケル・マカドゥが14得点でペイントエリアを支配。23得点を献上したジェイソン・ウォッシュバーンには手を焼いたが、広瀬健太石井講祐のスティールも冴えて85-67で白星を獲得した。続く第2戦の前半は、48-39とやや競り合いに。それでも、後半の20分間を33失点に抑えると、最終クォーターで突き放し25点差で勝利。2戦を通じて25失点以上したクォーターがなく、攻守ともに内容も備わった手応えのある試合だったと言えるだろう。

 連勝を3に伸ばした中で迎える今節は、北海きたえーるにてレバンガ北海道との今シーズン初対決。今シーズンの北海道はSR渋谷と同じくディフェンスに重きを置くスタイルだが、なかなか白星を伸ばせていない。攻撃ではニック・メイヨがチームを引っ張っているが、日曜日に行われた川崎ブレイブサンダースとの第1戦はコンディション不良で欠場。今節はメイヨのコンディション具合も気になる。キャプテンの橋本竜馬を筆頭に、まずはディフェンスから流れを引き寄せたい。

 昨シーズン、レギュラーシーズンの対戦では、3勝1敗でSR渋谷に軍配。SR渋谷は勢いを保って週末に控えるアルバルク東京戦を迎えたいところ。その勢いをさらに加速させるのは、古巣凱旋となる関野剛平野口大介だ。

文=小沼克年

■ロスター
・北海道(ヘッドコーチ:宮永雄太
橋本竜馬
ジョーダン・テイラー
牧全
葛原大智
中野司
多嶋朝飛
ファイ・パプ月瑠
桜井良太
玉木祥護
内田旦人
ニック・メイヨ
ジャワッド・ウィリアムズ

・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人

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