2020.12.08

成績が拮抗している両者、須田侑太郎と古川孝敏のどちらがチームを勝利へ導くか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

アルバルク東京vs秋田ノーザンハピネッツ(@アリーナ立川立飛)
12月9日19時5分

 前々節の富山グラウジース戦で、104失点を喫して敗れたアルバルク東京琉球ゴールデンキングスとのGAME1では、計15本のオフェンスリバウンド、ドウェイン・エバンスに25得点を献上して再び黒星。今シーズン2度目となる連敗を喫した。しかし、12月6日の第2戦では、王者の意地を発揮して今シーズン最小となる54失点で琉球を粉砕。リバウンドでも44-27と差をつけたほか、ケビン・ジョーンズの21得点、小酒部泰暉の9得点も光った。

 前節、能代市総合体育館に広島ドラゴンフライズを迎えた秋田ノーザンハピネッツは連勝。第1戦は3ポイント成功率が50パーセント、16本獲得したフリースローは全て成功させるなど高確率で得点を重ねた。第2戦では第3クォーター終了時点で4点ビハインドという展開。それでも、最後の10分間で24-14と勝負強さを発揮して逆転勝利を飾った。

 現在、A東京は11勝7敗で東地区5位、秋田は10勝8敗で同地区7位と現在の両者の順位は拮抗。今節、ホームに戻るA東京は、前回の試合で見せた守備の強さをホームのファンにも披露したいところ。オフェンスでは2戦合計8本のみに終わった3ポイントが前節の課題。ここは名手・須田侑太郎の復活が待たれる。

 対する秋田は、カディーム・コールビー古川孝敏が3試合連続2ケタ得点中と好調。中でも古川は、A東京の須田とは栃木(現宇都宮)、琉球時代の同僚でありマッチアップも予想される。エースがA東京相手にもチームを牽引できるか。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
デション・トーマス
小島元基
安藤誓哉
ケビン・ジョーンズ
ザック・バランスキー
須田侑太郎
菊地祥平
竹内譲次
平岩玄
田中大貴
津山尚大
アレックス・カーク
小酒部泰暉 ※特別指定

・秋田(ヘッドコーチ:前田顕蔵)
大浦颯太
細谷将司
野本建吾
アレックス・デイビス
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
ハビエル・カーター
カディーム・コールビー
古川孝敏

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