今季初対戦を迎えるアルバルク東京とレバンガ北海道、古巣対戦となる外国籍2選手に注目

吉川哲彦

アルバルク東京

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2021.03.27 15:05 T.O.
試合終了
アリーナ立川立飛

レバンガ北海道

■アルバルク東京vsレバンガ北海道（＠アリーナ立川立飛）
第1戦：3月27日15時5分第2戦：3月28日15時5分

　前々節の京都ハンナリーズ戦で連勝できず、前節の秋田ノーザンハピネッツ戦はますます互いに譲れない一戦となったが、アルバルク東京は踏みとどまった。第1クォーターがわずか7得点、それも開始から6分弱の間に2得点しか奪えないという立ち上がりだったが、ディフェンスの強度は高く維持し、第2クォーター以降は安藤誓哉や須田侑太郎のシュート力が光った。今節連勝すれば東地区4位浮上の可能性もある。

　一方、ようやく東地区最下位から脱出したレバンガ北海道は、前節サンロッカーズ渋谷に敗戦。相手の高い得点力を抑えることができず、攻めてもファウルの多いSR渋谷からフリースローの機会を獲得できなかった。その得点力でスターター起用が10試合連続に達した山口颯斗も、今シーズン2番目に少ない4得点止まり。新潟アルビレックスBBも敗れて最下位再転落は免れているが、もちろんまだまだ危機感を緩めてはならない。

　同地区ながら第29節にして今シーズン初顔合わせであり、ジャワッド・ウィリアムズの古巣凱旋となる今回の対戦。そのウィリアムズ、2月に38歳になった今シーズンは1ケタ得点に終わる試合も多く、特に年明け以降は苦しんでいる印象があるが、前々節2戦目にブザービーター3ポイントシュートで北海道に白星をもたらし、前節も14得点とA東京にとっては要警戒。そして、3試合ベンチ入りしながらまだ出番のないジャマール・ソープにとっても古巣との対戦で、その力は必要になってくるはずだ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・A東京（ヘッドコーチ：ルカ・パヴィチェヴィッチ）
デション・トーマス
 小島元基
 安藤誓哉
 ケビン・ジョーンズ
 吉井裕鷹 ※特別指定
ザック・バランスキー
 須田侑太郎
 菊地祥平
 竹内譲次
 平岩玄
 ジャマール・ソープ
 田中大貴
 津山尚大
 アレックス・カーク ※インジュアリーリスト
小酒部泰暉 ※特別指定