2021.04.07

レバンガ北海道、6月6日開催予定だった折茂武彦氏の引退試合を延期すると発表

折茂武彦氏の引退試合が再び延期に[写真]=B.LEAGUE
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 レバンガ北海道は、6月6日に開催を予定していた折茂武彦氏の引退試合を延期すると発表した。2021-22シーズン終了後から2022-23シーズン始動前のタイミングで開催を目指すという。

 現在北海道の運営会社社長を務める折茂氏は、1993年にトヨタ自動車(現アルバルク東京)でプロキャリアをスタートさせ、2007年に北海道の前身にあたるレラカムイ北海道へ入団。2011年から選手兼オーナーを務め、2019年1月に日本出身選手として初のトップリーグ通算1万点を達成し、2019-20シーズンをもって現役を引退していた。

 同氏の引退試合は、もともと2019-20シーズン終了後に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響から延期。昨年12月、試合の日程が再決定し、6月6日に北ガスアリーナ札幌46で行われることが発表されていたが、またもや延期となった。

 北海道の横田陽代表取締役CEOは今回の発表に際し、以下のとおりコメントしている。

「2021年6月6日の開催を予定し、これまで準備を進めておりましたが、新型コロナウイルスによる感染状況が変異株等の出現もあり未だ回復傾向にないこと、また、その状況により6月のスケジュールの見通しが立たず、選手としてご参加いただきたい皆さまのスケジュールが定まらないことによって参加選手を確定できかねているなどの理由から、当初発表させていただいた日程からの延期を決断させていただきました。

 折茂武彦がコートでプレーする最後の機会となる引退試合は、コロナに打ち克ち、これまで支えてくださったブースターの皆さまをはじめとするたくさんの方々への感謝の気持ちをお伝えする場と捉えており、折茂は今年2月からトレーニングを始動し、皆さまの前で恥ずかしくない姿をお見せするために動き出しておりましたので、本人も残念な想いではありましたが、選手としてご参加いただく皆さまも、ご来場される皆さまも、関わる全ての皆さまにとって、まずは安心できる環境を整えたうえで開催するべきであると考えました。

 折茂武彦の引退試合は、レバンガ北海道の代表という立場を超えて、日本バスケ界を永く牽引してきたレジェンドとして扱うべきであると考えており、必ず実現する所存でおります。

 直前の延期発表になってしまったことにつきまして心よりお詫び申し上げます。また、期待してお待ちくださっていた皆さまにつきましては、大変申し訳ございません。開催実現の日まで今しばらくお待ちくださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」

 

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