2021.10.18

大阪と1勝1敗の痛み分けとなった島根の指揮官「スタイルを貫くことが重要」

現在4勝2敗の島根スサノオマジックを率いるヘナレHC[写真]=B.LEAGUE
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 10月15〜17日にかけてBリーグ第3節が各地で行われ、島根スサノオマジックは敵地で大阪エヴェッサと対戦。島根のポール・ヘナレヘッドコーチの試合後のコメントを、クラブ公式ホームページが伝えている。

 GAME1ではリード・トラビスが25得点8リバウンド2スティール、ペリン・ビュフォードが24得点8リバウンド、ニック・ケイが17得点8リバウンド3スティール、金丸晃輔が12得点をマーク。島根が安定した得点力を見せ、88-77で勝利し、3連勝を飾った。

 ヘナレHCは「非常にタフなゲームでした。大阪の選手のラインナップが豊富な中で、どのようにディフェンスをアジャストしていくか悩ましい状況でしたが、タフなゲームをものにできたのは良かったです。試合としては非常に楽しく、見ごたえがあったのではないかと思います」とGAME1を総括。

 オーストラリア代表でもある新加入のケイについては「初めてのリーグに挑戦している中で、チームに貢献する意識も高く、求められている役割も指示通り遂行してくれています。今日の試合を見れば、能力の高さを感じていただけたのでないかと思います」とBリーグで初の2ケタ得点を挙げた新戦力を労った。

 さらに「勝利も大事ですが、今はゲームプランをしっかり遂行できているかに重点を置いています。長いシーズンを考えると、チームが目標としているスタイルを貫くことが重要だからです」とチームを構築する上で重視している点についても語った。

 続くGAME2では安藤誓哉の21得点6アシストに加えて、ケイが15得点6リバウンド3スティールをマーク。しかし、ディージェイ・ニュービルに37得点を奪われると、大阪に終始リードされ、77-92で敗れた。

 ヘナレHCは「今日は大阪にオフェンス、ディフェンスともにリバウンドを制圧されてしまい、最後まで対応することができずに終わってしまいました」と敗因について言及。

 第3節、オフシーズンに補強に成功した島根は、ケイの2試合連続2ケタ得点など、明るい材料も多かった。それでも、ヘナレHCは新チームの安定感のなさが、今後の大きな課題だと語った。

 次節に向けては「しっかりと選手たちのリカバリーをして、ガソリンを満タンにすることが一番です」とコメント。第4節では、敵地で横浜ビー・コルセアーズとの戦いに臨む。

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