2021.10.18

28得点で第3節連勝の立役者となった辻…チームの完成度は「1~2割良くなっている」

GAME2で28得点の活躍を挙げた辻直人(左)[写真]=B.LEAGUE
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 10月17日、B1リーグ第3節が各地で行われ、広島ドラゴンフライズはホームで三遠ネオフェニックスと対戦した。

 GAME1では、司令塔の寺嶋良を起点にグレゴリー・エチェニケニック・メイヨトーマス・ケネディが揃って2ケタ得点を記録し、序盤からリードする展開で76-67と勝利。GAME2では、立ち上がりに先手を取られ、追いかけることとなったものの、辻直人が28得点と爆発し、第3節を連勝で締めくくった。

 そのGAME2の後に行われた会見でのコメントを公式ホームページが伝えている。辻は「相手に簡単な点数を与えるようなターンオーバーをしてしまったことを反省しないといけない。相手のシュートがあまり決まらなかったことは、ホーム戦のアドバンテージのおかげ」と序盤の悪い流れに言及。そのうえで「前半の内容が良くなかっただけに、後半はシュートを決めたいと思っていた」と、活躍の裏側を明かした。

 また、チームの完成度についても「今後どういうプレーをするのか伸びしろだと思う。プレシーズンの時に比べれば、1~2割良くなっている」と述べ、「これから経験を積んでいけば息が合っていくし、ターンオーバーも減っていくと思う」と、これからに期待を込めたコメントを残した。

 一方、カイル・ミリングヘッドコーチは「連続しての試合で疲れていて、あまりエナジーが出ていない場面があった。良くはない試合だったが、最後まで戦い抜いてくれた」と選手を称賛。また、「前半、ターンオーバーが多すぎた」と言いながらも「後半からディフェンス・オフェンスともにリズムができていた」と述べ、ハーフタイムで切り替えがきっちりできたことをコメントした。

 次節、広島は京都ハンナリーズとのホームゲームに臨む。本拠地ならではのブースターの声援を受け、今節のように爆発的なオフェンスで連勝数をさらに伸ばしていけるか、広島の飛躍に期待したい。

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