2021.10.21

【茨城vs三遠】今季唯一の神栖開催…茨城はインサイド、三遠はアウトサイドの攻撃がポイント

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

茨城ロボッツ vs 三遠ネオフェニックス(@かみす防災アリーナ)
第1戦:10月23日14時5分 第2戦:10月24日14時5分

 計6試合を消化し、茨城ロボッツはまだB1の牙城を崩せていない。昇格後初のホーム開催となった前節は、宇都宮ブレックスの前に屈し2連敗。2戦ともに第1クォーターから2ケタビハインドを背負ってしまい、インサイドでの失点が重み主導権を握られた。また、攻撃でも相手のディフェンスを崩すことができず、2試合連続で70得点以下という結果に。昨シーズンB2で平均88.8得点を誇ったオフェンス力は影を潜めている。

 それでも、第2戦の第2クォーター以降のスコアで宇都宮を上回ったことは評価に値する。チームは再びホームで戦うことができ、今シーズン唯一となるかみす防災アリーナでの2連戦では三遠ネオフェニックスを迎え撃つ。昨シーズン三遠に所属していた西川貴之の出場は不透明だが、チームとしては前節合計38得点に留まったインサイドからの得点を上積みしたいところ。エリック・ジェイコブセンを筆頭にマーク・トラソリーニ谷口大智らの奮起に期待がかかる。

 対する三遠ネオフェニックスは現在2勝4敗。開幕節から2節連続で星を分け合ったが、前節の広島ドラゴンフライズ戦では今季初の連敗となった。初戦では辻直人を1得点に抑えることに成功するも、オフェンスが計67得点と振るわず。第2戦では辻に28得点を許し72-84で敗れた。

 今節勝利へ向けては、広島との連戦で7本しか決まらなかった3ポイントシュートの改善が挙げられる。シューターの松脇圭志に加え、開幕から9本の3ポイントを沈めている津山尚大に注目したい。

文=小沼克年

■ロスター
・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
遥天翼
福澤晃平
西川貴之
多嶋朝飛
チェハーレス・タプスコット
中村功平
髙橋祐二
マーク・トラソリーニ
エリック・ジェイコブセン
ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ
平尾充庸
鶴巻啓太
谷口大智

・三遠(HC:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
サーディ・ラベナ
ロバート・カーター
太田敦也
杉浦佑成
岡田慎吾
ジャスティン・ノックス
松脇圭志
エリアス・ハリス
田渡凌
津山尚大
津屋一球
山内盛久

この試合の他の記事

BASKETBALLKING VIDEO