2021.10.20

【新潟vs三河】チーム力で連敗脱出を目指す新潟、三河は初の古巣戦となる西田優大に注目

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

新潟アルビレックスBB vs シーホース三河(@新潟市東総合スポーツセンター)
第1戦:10月22日19時5分 第2戦:10月23日17時5分

 新潟アルビレックスBBは、アウェーで連敗を喫し黒星先行となった。現在の成績は2勝4敗。前節行われたレバンガ北海道との第1戦では、第1クォーターで10-31という立ち上がりになってしまい13点差で敗戦。反対に第2戦では、開始からコービー・パラスが存在感を示し24-9で最初の10分間を終えた。しかし、そこから反撃を許してシーソーゲームになると、最後は3点届かず試合終了。最終クォーター、ターンオーバーを「0」に抑えた北海道に対し、3つのミスを犯したことが悔やまれる一戦となった。

 仕切り直しを図る今節、新潟がホームに迎えるのはシーホース三河。その三河は前節、敵地で群馬クレインサンダーズと2日間に及ぶ激闘を89-87(第1戦)、98-96(第2戦)でものに勢いに乗る。特に第2戦では、最大17点ビハインドからの逆転勝利。第4クォーターでは西田優大がブロックとスティールで流れを呼び、攻めてはダバンテ・ガードナーの活躍で延長戦に持ち込んだ。

 これで3連勝とした三河。再びアウェーでの戦いとなるが、かつて新潟に在籍していた柏木真介、ガードナー、そして新天地でのブレイクを予感させる西田が古巣相手に躍動した姿を見せて連勝を伸ばしたい。

 一方、ホームで白星が欲しい新潟は、開幕から接戦となるゲームを多くこなしている印象。勝ち星を取りこぼさないためにも、試合の立ち上がりや勝負どころのミスは避けたい。チームとして高いパフォーマンスを保ち、過去2シーズン勝てていない相手から白星を奪えるか。

文=小沼克年

■ロスター
・新潟(HC:平岡富士貴)
岡本飛竜
星野曹樹
大矢孝太朗
ジェフ・エアーズ
コービー・パラス
木村圭吾
チリジ・ネパウェ
綿貫瞬
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
池田雄一
遠藤善

・三河(HC:鈴木貴美一)
柏木真介
細谷将司
カイル・コリンズワース
長野誠史
ジェロード・ユトフ
根來新之助
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

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