2021.10.11

今季初の敗戦を喫した琉球…桶谷大HC「冷静にプレーできなかった」

三河戦を1勝1敗で終えた琉球[写真]=B.LEAGUE
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 10月9・10日、各地でB1リーグ第2節が行われ、西地区覇者の琉球ゴールデンキングスが同地区の強豪、シーホース三河と対戦した。

 開幕戦でアルバルク東京を撃破し勢いに乗る琉球は、三河との第1戦でジャック・クーリーの20得点を筆頭に5選手が2ケタ得点を記録するバランスのいい攻撃を披露し、90-78で撃破。だが、翌日の第2戦はなかなか得点を挙げることができず、52-69で敗れた。

 琉球は第2戦で3ポイントシュート成功率が12.0パーセント、2ポイントシュート成功率が38.3パーセントとリングに嫌われ、直近3シーズンで最少となる52得点にとどまった。チームを率いる桶谷大ヘッドコーチは試合後、「自分たちがやっていることに我慢して、冷静なプレーをすることができず、前半も後半もやられてしまいました」と反省の弁。「チームとしての共通認識がまだできあがっていないので、そこをしっかり練習で作り上げていこうと思います」と決意を新たにした。

 リーグ有数の3ポイントシューターである岸本隆一は、この試合で10本の3ポイントシュートを放つも、わずか2本の成功にとどまった。岸本は「なかなか外からのシュートが入らなくてチームを助けられませんでした」と悔しさをあらわにし、続けて「自分には司令塔としての役割もあるので、もっといい攻撃を組み立てられなかったのという面でも責任を感じる試合でした」とコメント。自身にとって後悔が残る一戦となったようだ。

 三河との第2戦に敗れたとはいえ、開幕4戦で3勝1敗と好スタートを切った琉球。次節は東地区の強豪・川崎ブレイブサンダースとホームで対戦するが、どのような戦いを見せてくれるのだろうか。

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