2021.10.24

初白星を挙げた茨城ロボッツの多嶋朝飛「ブレることなくみんなで積み重ねた結果」

多嶋は9得点7アシストをマークし、茨城のB1初勝利に貢献した[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 10月23日、今シーズンからB1に昇格し、開幕6連敗と苦しい戦いが続いていた茨城ロボッツは、ホームで三遠ネオフェニックスと対戦。95-79で見事に勝利し、B1での初白星を飾った。

 今シーズンから新加入した多嶋朝飛はベンチから出場し、24分20秒のプレータイムを得ると、9得点7アシスト4リバウンドをマーク。多嶋が試合後にメディア対応を行なっている模様を、クラブ公式ホームページが伝えている。

 多嶋は「シーズンが開幕してなかなか結果が出ず、すごく難しいスタートを切りました。それでも、少しずつ自分たちがやりたいことを明確にして、ブレることなくみんなで積み重ねた結果が、今日の試合で出せたと思います」と今シーズンの初勝利を噛み締めた。

 チームとしてやりたいことが明確になってきたと話す多嶋は、思うようなプレーができなくても、最後にはいい形でオフェンスを終えることができるケースが増えてきたとコメント。今後についても「僕や平尾(充庸)選手がバランスを見て、いいオフェンスを展開していけたらいいなと思います」と語った。

 また、ディフェンスについては「簡単にやられるシーンは多くなかったと思います。向こうのタフショットは入っていましたけど、あれをやられるのは僕たちからしたらオッケーで、自分たちのディフェンスでタフなオフェンスを多くさせることができたのは良かったです」と語り、こちらも手応えを感じているようだ。

 ついにB1初勝利を挙げ、チームとして手応えをつかみつつある茨城だが、「同じ相手に連勝するのはものすごく難しい」と多嶋は話す。最後に多嶋は、本日行われる三遠とのGAME2について意気込みを語った。

「相手がどことか関係なく、一つの節で連勝するのはタフなことなので、また心と体のいい準備をして試合に臨むことが大事だと思います。GAME2はよりタフな試合になることが多いので、どんな展開でも我慢し続けて、自分たちがするべきことを積み重ねていくことが今のロボッツには必要です。それを続けていければ必ず自分たちのペースになるときがくると思います。それをつかみ取れるチームになれば、相手がどこであろうとも自分たちのバスケットが展開できるチームになると思うので、それをまず明日できるようにしっかり準備していきたいです」

この試合の他の記事

多嶋 朝飛の関連記事

茨城ロボッツの関連記事

B1の関連記事