2021.10.18

4連勝と上り調子のA東京指揮官「我々のペースで試合を進めていくことができた」

開幕2連敗から、4連勝と調子を上げているA東京[写真]=B.LEAGUE
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 10月17日、Bリーグ第3節が各地で行われ、アルバルク東京はホームに信州ブレイブウォリアーズを迎えた。前日に行われたGAME1に65-58で勝利したA東京は、続くGAME2にも86-74で勝利し、4連勝を飾った。

 試合後にメディア対応を行ったルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチは「信州に敬意を持ち、昨日今日と粘り強い試合をして連勝できました。簡単ではなかったですが、選手たちがよく戦ってくれたと思います」と第3節を振り返った。

 ディフェンス面については「第1クォーターは、信州のビックマン同士のピックアンドロールに苦しめられましたが、中盤からは堅実に守ることができ、相手のオフェンスを封じ込めることができたと感じています」とコメント。

 一方、オフェンス面でも「少し我慢が足りず、外からの単発シュートも見られましたが、GAME1に比べて、相手のプレッシャーディフェンスに下がらず、いい形で得点が取れたと思います。いいディフェンスからファストブレイクで点数を伸ばすことができ、我々のペースで試合を進めていくことができました」と語り、攻防で試合内容に手応えを感じているようだ。

 また、信州との2試合でどちらもチームハイの得点を挙げた田中大貴については「開幕戦から非常に調子が良く、中心選手として頼りにしています。同じくウイングの安藤周人小酒部泰暉の援護もあり、少し楽にプレーできていると感じています。ジョーダン・テイラーも加わり、ウイングでの起用が増え、昨日今日と本来の姿を見せてくれました」と語った。

 チームへの合流が遅れたテイラーについては「まずはチームのシステムを理解して、選手たちと息の合ったプレーをする。ゲーム勘を取り戻すにはもう少し時間がかかると思いますが、テイラー選手に司令塔としてアルバルクを引っ張っていってもらうことを望んでいます」と期待を寄せた。

 ルカHCは最後に、次節の千葉ジェッツ戦への意気込みを語った。

「千葉は前年のチャンピオンシップチームです。安定感もあり、チームとしての完成度は非常に高いと感じています。強豪チームの中でも現段階では、千葉が一番調子がいいというイメージがあります。来週はアウェーでの戦いなので、ベストを尽くして勝てるように準備していきたいと思います」

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