2021.10.23

横浜が第1Qの大差をひっくり返して島根に勝利…ベクトンがダブルダブルと攻守で躍動

23得点15リバウンドをたたき出したベクトン(右)[写真]=B.LEAGUE
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 10月23日、各地でB1リーグ第4節が行われ、横浜ビー・コルセアーズ島根スサノオマジックと対戦した。

 立ち上がりには、今シーズンに金丸晃輔安藤誓哉といったビッグネームを加えた島根に主導権を握られ、0-13と大きく抜け出される展開となる。横浜はレジナルド・ベクトンを中心にインサイドを攻めて追い上げを図るが、終盤に島根のぺリン・ビュフォードに連続でスコアされ、11-28で最初の10分を終えた。

 17点のビハインドを背負って始まった第2クォーターでは、互いに得点が伸び悩むが、横浜はベクトンや森川正明らの得点で流れを引き寄せ、11-2のランで一気に3点差まで詰め寄ることに成功。前半終盤には、島根の安藤に3ポイントシュートを沈められたものの、36-40と1ケタ差で試合を折り返した。

 第3クォーターには金丸の3ポイントシュートに苦しむが、生原秀将らがアウトサイドシュートでやり返し、森川がレイアップを決めてついに逆転に成功。直後に島根のリード・トラビスのフリースローで再逆転を許したが、森川やベクトンがなんとかスコアしリードを獲得。残り5秒にはベクトンがバスケットカウントを獲得し、62-55で最終クォーターへ。

 第4クォーターでも横浜の勢いは止まらず、須藤昂矢の得点でリードを2ケタとすると、それに触発されるようにパトリック・アウダ、ベクトンも加点して島根の追い上げを許さない。終盤には安藤、ビュフォードらの得点で2点差まで詰められ、たまらずタイムアウトを取ったが、試合再開後はボールを保持してファウルを誘い、試合を有利に運んでタイムアップ。83-80で横浜が逆転勝利を収めた。
 
 横浜はベクトンが23得点15リバウンドと攻守にわたって活躍。次いで森川が17得点を記録したほか、2選手が2ケタ得点をマークした。対する島根は金丸が24得点と奮闘。さらにトラビス、ビュフォードがそれぞれ19得点11リバウンド、18得点と躍動したが、逆転を許す悔しい結果となった。

■試合結果
横浜ビー・コルセアーズ 83-80 島根スサノオマジック(@横浜国際プール)
横浜|11|25|26|21|=83
島根|28|12|15|25|=80

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