2021.11.08

欠場者が続出するも5連勝を挙げた琉球「なにより全員で戦ったことが勝因」

多くの欠場者を抱えた苦しい状況で、チームをけん引したエバンス[写真]=B.LEAGUE
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 11月6日から7日にかけてBリーグの第6節が行われ、琉球ゴールデンキングス新潟アルビレックスBBと敵地で対戦。試合後の選手のコメントを、琉球のクラブ公式ホームページが伝えている。

 GAME1ではドウェイン・エバンスが26得点10リバウンド、今村佳太が4本の3ポイントを含む23得点5リバウンドと存在感を発揮。さらにアレン・ダーラムが15得点10リバウンド、牧隼利が4本の3ポイントを決めて12得点をマークし、86-75で勝利を収めた。

 新潟県長岡市出身で、プロ選手としてのキャリアを新潟でスタートさせた今村は「地元長岡のファンの皆さまには本当にお世話になったので、ここで試合ができたことに感謝しています」とメッセージを送った。

 続くGAME2では1点ビハインドで試合を折り返すが、第3クォーターに逆転すると、最後は71-63で勝利。エバンスが23得点7リバウンド6アシスト、ダーラムが16得点10リバウンドをマークし、琉球は5連勝を飾った。

 敵地での連戦でチームをけん引したエバンスは「新潟さんはタフなチームで苦しい展開になりましたが、選手それぞれが向上した結果、勝利することができました。(欠場したジャック・)クーリー選手はチームの大黒柱なので、そこを補うためにインサイドで頑張ろうと意識しましたが、なにより全員で戦ったことが勝因だと思います」と試合を振り返った。

 体調不良で今節を欠場したクーリーに加えて、GAME1では、田代直希小野寺祥太が試合中に負傷するアクシデントも発生。しかし、このピンチの状況で残った選手たちが結束し、琉球は敵地で見事な連勝を収めた。

 最後に牧が、11月10日に迫るシーホース三河との一戦に向けて、意気込みを語っている。

「次は首位を争う三河との試合を控えているので、現在の窮地をチームが成長するチャンスと捉えて頑張っていきたいです」

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