2021.10.28

盤石の試合運びで広島を撃破した琉球…岸本は「プレーの強度を落とさなかった」

得意の3ポイントでチームの勢いづかせた岸本[写真]=B.LEAGUE
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 10月27日、B1リーグ第5節が行われ、琉球ゴールデンキングスが本拠地で広島ドラゴンフライズと対戦した。

 西地区3位の琉球と同首位の広島という上位対決となったこの試合。琉球が持ち前の激しいプレッシャーディフェンスで相手の攻撃を遮断すると、岸本隆一が連続で3ポイントシュートを成功。第1クォーター終了時点で28-10と18点もの点差をつけた。

 続く第2クォーターでもディフェンスの強度は落とさず、失点を11に抑えることに成功。その一方でジャック・クーリーが的確にインサイドを攻め立て、44-21で試合を折り返した。

 前半で23点のリードを奪った琉球は、後半も流れるような攻撃で得点を重ね、84−54で試合終了。30点という大差で首位攻防戦を制し、琉球が西地区トップに躍り出た。

 得意の3ポイントシュートでチームの勢いを加速させた岸本は、クラブを通じて「戦術の前にまずプレーの強度を落とさないことを意識し、それを実行できた試合でした」とコメント。会心の勝利だったと話した。

 琉球はこの勝利で3連勝を達成し、10月を7勝2敗で終えた。「開幕してから、勝ち方のパターンが定まらない中でも勝てているのはいいこと」としたが、その中でも「課題も多くあるので、勝ち方の再現性を高めていきたいです」とふんどしを締め直した。

 なお、琉球は天皇杯でシードされているため、今週末は試合がない。11月6・7日に新潟アルビレックスBBとアウェーで激突する。

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