2021.10.28

カリーがクリスマスに向けてコメディ映画をプロデュース…『アンクル・ドリュー』の監督も参加

カリーはコート外でも精力的に活動する[写真]=Getty Images
某ストリートメディアのシニア・エディターを経験後、独立。ひとつのカルチャーとしてバスケットボールを捉え、スポーツ以外の側面からもNBAを追いかける。

 開幕4連勝で波に乗るゴールデンステイト・ウォリアーズ。もちろん、その原動力となるのは不動のエース、ステフィン・カリーだ。王朝復活に向けて、幸先は良好。シーズン中盤にはクレイ・トンプソンの復帰も迫っているともなれば、チームのコンディションはさらなる上昇曲線を描いていくことになるだろう。

 ウォリアーズの背番号30は、オフコートでの活躍もめざましい。最新のトピックスでは、カリーが主宰する「アナニマス・メディア」と世界最大のテクノロジー企業「アマゾン」が、「レンジャー7」、「ソリューブル・フィッシュ・プロダクションズ」と手を組み、映画『12 Days of Christmas(原題)』の製作を発表した。

 その名のとおり、舞台となるのはホリデーシーズン。キャリア志向で子どもに関心のない自己中心的な主人公・ニックが、クリスマスの12日前に突如、自宅に子どもがいる状態で目を覚ますところから物語は始まる。ニックはこれを「何かの悪い夢だ」と思い込むも、翌朝には子どもが2人になり、クリスマスに近づくにつれて日に日に子どもたちが増えていく。どうやってもこの状況を止めることはできなかったが、その一方でニックは親であることの喜びに気がつき、最終的には家族という贈り物を受け入れることになるハートウォーミングなストーリーになるという。

 監督にはカイリー・アービングが出演の『アンクル・ドリュー』で指揮をとったチャールズ・ストーン3世、脚本には俳優に作家とマルチに活動するケビン・ヘファーナンと、『アイス・エイジ2』を代表作として知られるピーター・ゴールクを起用。また、カリーは「アナニマス・メディア」の共同創設者であるエリック・ペイトンとともに、プロデューサーとして作品に参加することとなるようだ。

 カリーのツイッターによれば、同ファミリーコメディ映画はクリスマス前の公開を予定している模様。もしかすると、日本でも『Amazon プライム』で配信される可能性があるため、ファンは「アナニマス・メディア」のアナウンスを追いかけてみてはいかがだろうか。

 文=Meiji

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