2021.10.28

宇都宮が昨季FINALSの雪辱を果たす…富山は今季初勝利/B1第5節

昨シーズンFINALSのリベンジとなった宇都宮は比江島がチームトップタイの21得点を挙げた[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグの2021-22シーズン、第5節が10月27日に行われた。

 琉球ゴールデンキングス広島ドラゴンフライズの試合は、琉球のアレン・ダーラムドウェイン・エバンスがチームトップの14得点、ジャック・クーリーが13得点17リバウンドと外国籍選手トリオの活躍で西地区上位対決を制した。

 秋田ノーザンハピネッツ横浜ビー・コルセアーズの試合は、接戦となる中、レジナルド・ベクトンが第3クォーターに11得点の活躍を見せ、相手を突き放した横浜がそのまま逃げ切った。

 群馬クレインサンダーズサンロッカーズ渋谷の試合は、6点差を追うSR渋谷が、最終第4クォーターにベンドラメ礼生の12得点3アシストなどで逆転し白星をつかんだ。ジェームズ・マイケル・マカドゥは30得点11リバウンドと試合を通して力を見せた。

 アルバルク東京新潟アルビレックスBBの試合は、A東京の8点ビハインドで迎えた最後の10分間、終盤一気に点差を縮めると、残り30秒を切ってライアン・ロシターがジャンプショットを決め1点差。その直後にスティールからそのまま落ち着いて得点し、チームを逆転勝利に導いた。

 富山グラウジーズ大阪エヴェッサの試合は、競った展開の中、最終クォーターに大阪を突き放した富山が勝利。富山の外国籍選手カルテットが計60得点とチーム総得点の4分の3近くを挙げ、今シーズン初勝利へチームをけん引した。

 信州ブレイブウォリアーズレバンガ北海道の試合は、一時17点ものビハインドを背負った信州だったが、試合が進むにつれ追い上げると最終クォーター開始直後に追いつく。その後は一進一退の攻防となったが、最後は今シーズン新加入の岡田侑大が3ポイントシュートを沈め勝利を引き寄せた。

 三遠ネオフェニックス名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合は、序盤から大量リードを握った名古屋Dが18点差の大勝を飾った。スコット・エサトンがいずれもチームトップの19得点9リバウンド、ベンチスタートの張本天傑も16得点と光る活躍を見せた。

 シーホース三河茨城ロボッツの試合は、終盤引き離した三河が勝利。ダバンテ・ガードナーが6本の3ポイントシュートを沈めゲームハイの25得点、長野誠史も放った4本の3ポイントシュートを全て沈め16得点をマークした。

 滋賀レイクスターズと川崎ブレイブサンダースの試合は、序盤から主導権を握った川崎が流れを最後まで渡さず勝利。ニック・ファジーカスがチームトップの14得点。第2クォーター終了間際にそのファジーカスからタッチダウンパスを受け取り、難しい体勢からブザービーターを決めた藤井祐眞が10得点5アシストをマークした。

 宇都宮ブレックス千葉ジェッツの試合は、試合序盤からリードした宇都宮が千葉に流れを渡さず勝利。昨シーズンFINALSの雪辱を果たした。比江島慎アイザック・フォトゥがチームトップの21得点を挙げた。

 島根スサノオマジック京都ハンナリーズの試合は、試合序盤から京都を圧倒した島根が終わってみれば34点差の大勝。好調をキープした。リード・トラビスがいずれもチームトップの28得点7リバウンド、今シーズン新加入の金丸晃輔が5本の3ポイントシュートを沈め21得点で続いた。

■【第5節】試合結果
※左側がホームチーム

琉球 84-54 広島

秋田 63-70 横浜

群馬 85-92 SR渋谷

A東京 79-78 新潟

富山 82-67 大阪

信州 87-84 北海道

三遠 70-98 名古屋D

三河 81-71 茨城

滋賀 74-91 川崎

宇都宮 100-75 千葉

島根 100-66 京都

■【第6節】対戦カード
※左側がホームチーム

▲11月6日
14:05 北海道 vs 宇都宮
15:05 群馬 vs 名古屋D
15:05 千葉 vs 滋賀
15:05 A東京 vs 京都
15:05 横浜 vs 三河
15:05 信州 vs 秋田
15:05 大阪 vs 茨城
17:05 新潟 vs 琉球
18:05 川崎 vs 富山
18:05 広島 vs 島根
19:05 SR渋谷 vs 三遠

▲11月7日
13:05 広島 vs 島根
14:05 北海道 vs 宇都宮
14:05 横浜 vs 三河
15:05 群馬 vs 名古屋D
15:05 千葉 vs 滋賀
15:05 A東京 vs 京都
15:05 SR渋谷 vs 三遠
15:05 信州 vs 秋田
15:05 大阪 vs 茨城
16:05 川崎 vs 富山
17:05 新潟 vs 琉球

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