2021.12.09

【横浜vs川崎】開幕節以来の神奈川ダービー…横浜は相手の高さに対抗できるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

横浜ビー・コルセアーズ vs 川崎ブレイブサンダース(@横浜国際プール)
第1戦:12月11日15時5分 第2戦:12月12日14時5分

 開幕節に激突した神奈川ダービーがホームとアウェーを入れ替え、今節は横浜国際プールでの開催。その開幕節に18点差、17点差で連敗を喫した横浜ビー・コルセアーズとしては、その後つかみつつある手応えを結果に変えなければならない。

 横浜は現在、バイウィークを挟んで5連敗中。3点差で宇都宮ブレックスに屈した前々節第2戦に続き、前節のレバンガ北海道戦も第1戦が5点差、第2戦が3点差と勝てる試合を落としている。第1戦は第4クォーターが9得点、第2戦は第2クォーターが5得点とオフェンス面の不安定さを解消できていないのが敗因の一つ。第2戦で出場停止となったパトリック・アウダの処分が1試合追加され、今節も第1戦に出場できないのは痛い。

 アルバルク東京との東地区首位決戦に臨んだ川崎ブレイブサンダースは、好ディフェンスを披露した第1戦に快勝しながらも、第2戦はディフェンスを破られ、打撃戦の末に6点差で黒星。連勝が7で止まるとともに、勝率で並んだ千葉ジェッツに地区首位の座を明け渡した。その千葉との直接対決がある次々節までは星を落としたくないところだ。

 横浜は、特にアウダ不在となる第1戦で川崎のビッグラインアップにどう対抗するかがカギとなる。前節に2戦計47得点と爆発したレイトン・ハモンズのアウトサイドシュートを生かすにはスペーシングが重要。エドワード・モリスがインサイドに専念し、引き立て役として泥臭い仕事を全うする必要があるだろう。

文=吉川哲彦

■ロスター
・横浜(HC:青木勇人)
パトリック・アウダ
レイトン・ハモンズ
ジェイコブス晶 ※特別指定
レジナルド・ベクトン
古牧昌也
森川正明
阿部龍星
大庭岳輝
土屋アリスター時生
森井健太
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将

・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
綱井勇介
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

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