2021.12.27

【秋田vs SR渋谷】1勝差で再び激突する両軍、追う秋田は地の利を生かして必ず勝利をつかみたい

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

秋田ノーザンハピネッツ vs サンロッカーズ渋谷(@CNAアリーナ☆あきた)
12月29日14時5分

 2021年最終戦、秋田ノーザンハピネッツは第2節にアウェーで対戦したサンロッカーズ渋谷と再び激突する。前回対戦は1勝1敗の五分。今回ホームの秋田としては地の利を生かして勝利を収め、いい形で年越しを迎えたいところだ。

 秋田は前節、広島ドラゴンフライズとホームで対戦。初戦は2ポイントシュートの成功率が31.7パーセントと振るわなかったが、20本中12本の3ポイントを沈めて計72得点。ディフェンスでは相手を62得点に抑え、白星を獲得した。しかし、第2戦は立ち上がりから辻直人に連続得点を許すと、第2クォーターで9-17と失速。第3クォーターでも差を広げられ、72-77でやり返された。

 SR渋谷も、前節はホームで1勝1敗。千葉ジェッツとの初戦は相手のディフェンスに屈したほか、3ポイントシュートがチーム全体で24本中1本しか決まらず、わずか50得点で完敗を喫した。それでも、翌日はベンドラメ礼生がキャリアハイを更新する33得点の大活躍を見せてリベンジに成功。3ポイントも合計11本沈めて92-82で連敗を阻止した。

 現在15勝8敗のSR渋谷に対し、秋田は14勝9敗とその差はわずか「1」。両者による年内最終戦は一層白熱した展開となりそうだ。追う立場である秋田の理想としては、92-60で大勝した第2節第2戦のような試合運びで年内最終戦を飾りたい。注目はその試合で5スティールを奪った川嶋勇人だ。流れを変えるシューティングガードには、ディフェンスでCNAアリーナ☆あきたを沸かせてほしい。

文=小沼克年

■ロスター
・秋田(HC:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

・SR渋谷(HC:伊佐勉)
関野剛平
小川麻斗 ※特別指定
高橋耕陽
ベンドラメ礼生
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
マックスヒサタケ
広瀬健太
石井講祐
ライアン・ケリー ※インジュアリーリスト
盛實海翔
ジョシュ・ハレルソン
田渡修人
井上宗一郎

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