2022.01.04

琉球、選手1名が新型コロナ陽性判定…5日の天皇杯準々決勝は中止に

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 琉球ゴールデンキングスは1月4日、選手1名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことを発表した。

 当該選手は3日にホームの沖縄アリーナで行われたレバンガ北海道とのB1リーグ第15節第2戦終了後、39.2度の発熱症状があったことからPCR検査を実施し、新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたという。当該選手以外の全選手、チームスタッフは4日に独自のPCR検査を受検。現在は管轄の保健所により濃厚接触者の調査を行っているようだが、公式HPで「症状発生前後の行動歴に鑑みると、医師の見解においても琉球ゴールデンキングスに所属する全選手とチームスタッフについては、濃厚接触者と判断される方向性を確認しております」と説明した。

 陽性者が出たことを受け、5日に予定されていた信州ブレイブウォリアーズとの「第97回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」準々決勝の中止が決定。当該試合の代替試合実施の有無などは決定次第、発表される。

 また、8日、9日に組まれている千葉ジェッツとのB1リーグ17節については「『B1・B2リーグ戦試合実施要項 第6条第3項第3号』に規定する試合エントリー要件を充足する必要がありますが、現時点では医師の見解も受け、エントリー可能な選手が、『Bリーグ規約 第55条第2項第2号』に規定する8選手に満たない場合がございます。管轄保健所の調査結果次第となりますので、確定後改めてお知らせさせていただきます。試合中止とさせて頂く場合がございます」と発表された。

 Bリーグも同日にリリースを発表。14日、15日に沖縄アリーナで開催される「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2022 IN OKINAWA」について「琉球ゴールデンキングス内での陽性判定事象はございますが、オールスターゲームについては、感染対策を徹底し開催させていただきます。なお、既に出場およびイベント参加予定の選手において新型コロナウイルス感染症の陽性判定や、濃厚接触者判断がなされた場合、出場選手に変更が生じる場合がございます。その際は確定後改めてお知らせさせていただきます」と公式HPを通じて説明した。

 なお、対戦した北海道の選手およびチームスタッフについては、別途管轄の保健所による調査中だという。

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