2022.01.26

“ヲタ芸”で盛り上げ、加入後初ダンクで魅せた吉井裕鷹「どんな時でも狙っていきたい」

大阪との第2戦でダンクを叩き込んだアルバルク東京の吉井裕鷹 [写真]=B.LEAGUE
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 1月23日にアリーナ立川立飛でB1リーグ第17節第2戦が行われ、アルバルク東京大阪エヴェッサと対戦。第1クォーターから13点のリードを奪うなど相手を寄せつけず、99-71で10連勝を達成した。

 14得点4アシストを挙げた田中大貴、3本の3ポイントを含む11得点を記録した菊地祥平とともに、試合後のヒーローインタビューに呼ばれたのは吉井裕鷹だ。大阪学院大学在籍時の2018−19シーズンに大阪の特別指定選手として16試合に出場。1試合平均5.2得点をマークするなど活躍し、2020−21シーズンにA東京へ加わった。

 生まれ育った大阪を本拠地として活動し、「思い入れがある」(吉井)相手との対戦では、24-14で迎えた第1クォーター残り2分28秒にコートイン。「ライアン(ロシター)選手が手を少し負傷したことで、試合に出るチャンスはあるんじゃないかと。常に準備していました」。試合序盤かつ本職ではないパワーフォワードでの起用であったが、最初のプレーで3ポイントを沈めると、自身よりも11センチ高い竹内譲次をマークするなど、限られたプレータイムで仕事を果たした。

 第3クォーターは出番がなかったものの、大差がついた第4クォーターで再びコートに立つと、試合終了間際にビッグプレー。速攻を仕掛けた菊地祥平からパスを受けると、ボールをリングに叩き込んだ。

「常に(ダンクを)狙っていかないといけないような選手だと思っています。ダンクは体力をかなり消費するプレーですけど、それをやらないなら“逃げ”。どんな時でも狙っていきたいです」

 A東京加入後初のダンクに、ベンチメンバーや観客は大盛り上がり。試合を通じて5得点2リバウンドを記録し、「少しは貢献できて良かったです」と振り返った。

 世代別日本代表に選出されるほどの実力があっても、田中を筆頭に安藤周人ザック・バランスキーなど経験豊富な選手を擁するA東京でプレータイムを勝ち取るのは容易なことではない。事実、今シーズンの過去3試合での出場は3分16秒、3分9秒、19秒。ただ、ロシターのアクシデントによって10分55秒のプレータイムを得て、結果を残せるのは強度の高いトレーニングを積んでいるからだ。

「試合と同じような緊張感を持って練習に臨んでいます。そういう意味では試合になったら、物怖じせずプレーできる状況を常に作っています。『どんな時でも試合に出たら活躍したい』という気持ちで臨めています」

 吉井が会場を沸かせたのはプレーだけではない。試合前の選手入場時、クラブから発売されたペンライトを持って“ヲタ芸”を披露すると、誘導員を真似てチームメートの入場をうながし、笑いも誘った。

 コート内外で存在感を見せた23歳は今後に向けて「4番ポジション(パワーフォワード)で選手生活を終わらせるつもりはなく、3番ポジション(スモールフォワード)で勝負したい思いを持っています。ほかの選手たちのプレーを見ながら、3番で起用してもらえるように努力したいです」と意気込んだ。

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