2022.01.31
■名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 宇都宮ブレックス(@パークアリーナ小牧)
第1戦:1月29日15時5分 第2戦:1月30日15時5分
意気揚々とアウェーに乗り込んだ前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、齋藤拓実を起点にアルバルク東京から12点のリードを奪って折り返すと、後半は一時リードを17点まで拡大。第4クォーターに追い上げを受けながらも、A東京のプレッシャーをかわしてターンオーバーを最小限に抑え、6点差で逃げきった。
第10節以降は12勝1敗と完全に波に乗り、シェーン・ウィティングトンも今シーズン最多の15得点とようやく本領を発揮し始めた。どのチームにとっても、名古屋Dは怖い存在になりつつある。
対する宇都宮ブレックスは、前々節に続いて前節の川崎ブレイブサンダース戦も中止。自クラブに起因した前々節の中止もチームの活動に大きな影響は及ぼさなかったが、昨シーズンは全60試合を消化しただけに、第15節以来27日ぶりという他クラブも経験していない長いブランクで試合勘をどこまで取り戻せるかという点は気がかりだ。
今シーズンの宇都宮はここまで西地区を相手に6勝3敗という星勘定だが、地区首位の琉球ゴールデンキングスには連敗し、3位の島根スサノオマジックにも白星を一つ献上。次々節に4位の広島ドラゴンフライズ戦も控えていることを考えると、西地区上位に対して苦手意識を持ちたくないところだ。名古屋Dは1試合平均アシスト数がリーグトップ。齋藤を中心としたパスワークをいかに分断するか、テーブス海や渡邉裕規、鵤誠司らガード陣のディフェンスが勝敗のカギとなるだろう。
文=吉川哲彦
■ロスター
・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
小林遥太
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
中務敏宏
シェーン・ウィティングトン
狩野祐介
スコット・エサトン
坂本聖芽 ※特別指定
・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ
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