2022.03.08

【新潟 vs A東京】前回対戦時は1点差の接戦…新潟勝利のカギはミスの軽減

バスケ情報専門サイト

新潟アルビレックスBB vs アルバルク東京(@シティホールプラザアオーレ長岡)
3月9日19時5分

 第16節以外は予定どおりに試合を消化している新潟アルビレックスBBにとって、3月5日に行われた第22節の秋田ノーザンハピネッツ戦は27日ぶりの試合となった。連敗という結果に終わったものの、ハンガリー代表に合流中のロスコ・アレンを欠いたことを考えると、第2戦の4点差という結果は善戦と言えるだろう。第1戦で20個を計上したターンオーバーも、第2戦では12個まで減らすことができた。今節と次節の東地区上位との対戦でいい感触をつかみたい。

 アルバルク東京は3月5日、6日に三遠ネオフェニックスと対戦。第1戦は6人が2ケタ得点を挙げ、ライアン・ロシターが欠場した第2戦はセバスチャン・サイズアレックス・カークがインサイドを支配した。ディフェンスでも両日60点前後に抑えるなど、攻防ともに寄せつけなかった。10連勝が一旦途切れた後は再び4連勝中で、今節勝利して千葉ジェッツが敗れると順位が入れ替わり、東地区首位に浮上する。

 両チームは前回、2021年10月27日に対戦し、新潟が最大14点のリードを守りきれず残り20秒に逆転される痛恨の1点差負けだった。第27節にも対戦が予定されているが、今シーズン新潟ホームでの対戦は今節だけとあって、好ゲームを期待したいところ。前回の対戦ではスタッツも決して悪くなかったが、唯一ターンオーバーが16個と多く、逆転を許した場面もターンオーバーが契機となってしまった。その試合を欠場した綿貫瞬が、持ち前のミスの少ない落ち着いたコントロールでいい流れを生むことができるか。

文=吉川哲彦

■ロスター
・新潟(HC:平岡富士貴)
岡本飛竜
星野曹樹
大矢孝太朗
ジェフ・エアーズ
コービー・パラス
木村圭吾
チリジ・ネパウェ
綿貫瞬
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
池田雄一
遠藤善

・A東京(HC:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
ジョーダン・テイラー
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
菊地祥平
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

この試合の他の記事

アルバルク東京の関連記事

B1の関連記事

BASKETBALLKING VIDEO